2021年02月20日

星などの記録(2月中旬まで)

 今日は、九州北部中国北陸地方で春一番が吹いたようです。平年より早い所もあるし遅い所も。風が少し強かったのでどうしてかなとは思っていました。本州南岸に狭いハイベルトができていました。普通なら、日本列島を横切る形で寒冷前線が通過するのですが、前線は日本海で途切れていました。そのため、春一番になったのは日本海側地域にかたよっていたようです。普通なら、次の日は冬型の気圧配置に戻り寒くなるのですが、明日も暖かい天気になるそうです。

 全回報告した以後の、星の記録です。天気のようすも加えます。全体的に雲が多くあまり観測はできていません。

 9日です。遠くて暗めですが、ISSの通過が見られるとのことでした。ものがものすごく強くて、星どころか夕陽さえ見えませんでした。黄砂も飛んできていたそうです。6秒インターバルで写してみて、強度の画像処理をかけると何とか写っているのがわかりました。枠内に写っていますが、普通でもわからないので、更に明るさコントラストを調節し拡大したものを上につけています。
ISS
 中央ISSと同じ高さにある星はデネブカイトスです。
 次に夕方見やすくなるは、3月始めと思っていたのですが、最近調べ直してみると3月中頃から下旬に変わっています。だいぶ軌道が変わってきているようです

 13日です。細い月が見えていました。月齢は1.5です。前日が新月で旧正月(春節)にあたります。コロナの影響で東アジアからの旅行者は今年は見かけません。
二日月

 17日です。4日経つと月はだいぶ太くなってきました。月没寸前まできれいに見えていました。ほとんど横に倒れた形で沈んでいっています。
六日月

 18日です。また寒くなってきました。寒波襲来だそうです。大雪に注意と報道されています。久々に時雨雲ができていました。ところどころで雨が落ちているのがわかります。地面に達していないものが多いようです。一番寒いはずの時期には見かけませんでした。
時雨雲

 19日です。月面×が見られるとのこと。クレータが作る「×」マークです。日没後暗くなってから400mmで写したものです。プレビューではわかりますが、このサイズでわかるかどうか。
月面×

 700mmでは写しにくい高度にありました。かなり低くなってからねらってみました。だいぶ形が崩れています。このサイズでもわかり難いですね。矢印の先にあります。
月面×

 横に火星がいたので、2ショットです。だいぶ暗くなっています。月といっしょは無理な明るさのようです。線の間にいます。4時間ほど前にも写したのですがぶれていたのでやり直しです。この間にもだいぶ離れたようです。210mmです。
月面と火星

posted by ヨッシン at 00:00|