1月30日と31日に共通テストの第2日程の試験がありました。地学関係の出題があったのは31日です。他の記事を書く都合で解説等を載せる機会がなかったので、これからあげていくことにします。今日は、地学基礎の問題について書きます。地学の方は別の問題点が発生しているので、明日出来るかどうか。
全体的にはオーソドックスかなという所です。考える問題をということなのか、回りくどく考えないと解けない問題(第2問問3)とか、こんなグラフを使うのかな(第2問問2)というのもありました。無理矢理くっつけて問題にしたという印象を受けました。
第3問の会話文も質問に関係している言葉が、急に変わってしまっているのについて行けるのかなという心配までしてしまいました。ミスリードにつながる可能性もあったりして。
問題解答のためのヒントやポイントになる所などをまとめてみました。
第1問 A地球の変遷と活動
問1 原始大気の変化
地球は隕石の衝突で高温となっていた→だんだん冷めていく
二酸化炭素は石灰岩として固定される
問2 プレート境界で起こる現象
沈み込み帯=流紋岩質溶岩 火山フロント(海溝と反対側) 地震の発生
問3 地震のマグニチュードとエネルギーの関係
マグニチュードが1大きいとエネルギーは10の2分の3乗倍
発生頻度をグラフから読み取って比較
B地質と生物
問4 露頭スケッチ
基本的には下にあるものの方が古い BCは断層2のずれを不整合面のずれで判断
問5 地史の復元
断層の種類はA層の続きがどこにあるかがポイント
時期はY堆積後Xが堆積するまで 時代は化石の種類で判断
イノセラムスは中生代(主に白亜紀)
三葉虫とフズリナが同時に産出することがあるがまれ(滋賀県多賀付近など)
問6 不整合のでき方
時代に大きな隔たりがあるとき 隆起浸食再堆積が確認できるばあい
C岩石と鉱物の関係
問7 岩石の組織と岩石の名前の関係
片理構造のあるのは結晶片岩 等粒状組織は深成岩
火山れきが集まったものは火山れき凝灰岩という事が多い
問8 鉱物の特徴と原子配列の関係
アは鉱物の重要な性質の1つ 薄く剥がれる鉱物は名前がすぐにでてくるように
自形は、岩石中に鉱物本来の形で含まれていること
第2問 A地球のエネルギー収支
問1 太陽放射と地球放射の違いについて
問2 熱輸送のようすをグラフから読み取る
北向きが正と本文に書かれている(基本的に暖かい所から冷たい所へ向かう)
海洋の輸送量は2本のグラフの差
B大気と海洋の温度
問3 ウは数学の計算 エは主要な高度で気温がわかっているか
100hPaの高度も計算しないと
問4 海洋表層の温度分布がわかっているか
第3問 太陽系について
問1 地球のでき方、地球内部の元素構成がわかっているか
問2 太陽系の物質のほとんどが太陽にあるのでxは自明
xyは2つまで絞り込める 本文を読めばどちらかがわかる
問3 3以外は天体名が言えてもいいのでは
2021年02月03日
共通テスト第2日程 地学基礎問題について
posted by ヨッシン at 00:00| 雑記