2020年11月24日

備中山城 06 2019/11/4 総社市鬼ノ城 屏風折れの石垣

 鬼城山一帯は温羅遺跡と呼ばれていたことがあったようです。温羅(うら/おんら)はこの付近に住んでいた人物で、製鉄技術を伝えたとされています。付近で悪さをしたために退治されることになります(技術伝承をする人が悪さをするかな?)。これが後に、鬼伝説となっていったようです。
 更に変化して、桃太郎の鬼退治となったとされているようです。退治のされ方は温羅と桃太郎ではだいぶ違っています。
 鬼城山を鉢巻きする道を進んでいきます。再び石垣のようなものが増えてきました。
総社市鬼ノ城 石垣

 石碑があります。表側にまわってみると温羅遺跡と書かれています。まだこの時点では鬼伝説のことはわかっていません。温羅遺跡って何?状態です。
総社市鬼ノ城 温羅遺跡石碑

 その前は広場のようになっています。石垣が岬のように張りだしています。屏風折れの石垣というようです。
総社市鬼ノ城 屏風折れの石垣

 石垣を乗り出してみてみました。あまり前に出るのは怖いので、写せるのはこれが限界です。かなり高い石垣です。
総社市鬼ノ城 屏風折れの石垣

 別の場所のものです。これは石垣の上面です。大きな石が積み上げられています。
総社市鬼ノ城 屏風折れの石垣

 こちら側もせり出してみてみました。といってもこれが限界です。石垣が左にカーブしているので、何とか積み上がっているようすがわかります。下に生えている木の根元あたりまではありそうです。
総社市鬼ノ城 屏風折れの石垣

 石垣が高い分、景色がよく見えます。児島湾の方向になります。
総社市鬼ノ城 屏風折れの石垣 景色

続く..........


posted by ヨッシン at 23:52| 旅行記