ウェブサイトの惑星写真を見ていると、細かいところまでの写りが全然違います。ほとんどの場合、小型カメラを望遠鏡に取り付けて、そこからの動画をregistaxというソフトで処理をしているようです。今までの方法は、デジタル一眼レフカメラで画像を大量に写すか、カメラにある動画撮影機能を使って動画撮影して、それをregistaxで処理しています。このソフトも使い始めたところなので、わからないところがいっぱいあります。
一眼レフカメラからの動画ではどうしても惑星が小さく写ってしまいます。天体用のビデオカメラを購入してもいいのですが、まだ買おうかどうか迷っています。30年ほど前に、天体用に白黒のビデオカメラを買っています。これでうまく写るようでしたら、ビデオカメラを買う価値はありそうです。試してみることにしました。今回望遠鏡を出したものこのチェックが目的の一つになっています。ついでに撮影方法としてはどうするのがいいのかもチェックしてみようかと考えています。特に、2倍のバローレンズの性能については調べておく価値はありそうです。
ビデオカメラで記録をとるとして、いくつか問題があります。一つ大きなものは最終的にパソコンでの処理になりますから、パソコンにどうやって取り込むかという問題です。
パソコンまで、ケーブルを延々と引っ張ってくるわけにはいきません。望遠鏡を操作するのと、処理をするのと別々の場所では行き来だけでも大変です。望遠鏡の近くでパソコンに取り込める形にしないといけません。となると、ノートパソコンの出番となります。
ところが一つ問題が発生しています。ウェブカメラを買ってつないだことがあります。その時は、livecupture というソフトを入れると画像が取り込めるようになりました。最近、同じことをしようとすると、初期化に失敗しましたと表示がでてノートパソコンで見ることができませんでした。 デスクトップの方では問題なく見ることができています。いろいろ調べている内に、ノート(win10です)にカメラアプリがついているので、これで見ることができると書かれている記事を見つけました。
さっそくカメラアプリを立ち上げてみると、アプリでカメラの使用を許可してくださいと表示されました。原因はこれだったようです。カメラ画像から勝手にのぞき見されるという記事を見たことがあるので、全てOFFにしていました。許可することで、ウェブカメラのlive capture映像を見ることができました。
次に、天体用ビデオカメラをつなごうとしました。ここでも問題があります。ビデオカメラからの出力信号はRCAのビデオ信号です。これを、デジタル信号に変換してパソコンに取り込まないといけません。変換装置として「デジ造」というものがあります。これも10年ほど前に買ったものです。まず、カメラと変換装置をつなごうとすると、どちらもRCAメスの端子です。これは、普通のビデオケーブルで接続できますから、難なく解決です。この時に、ケーブルを入れているケースをひっくり返していたら、オーディオステレオミニからマイクロに変換するコネクターがでてきました。しばらく使わないと思ってしまっていたようです。だいぶ探し回っていました。
これで、カメラとパソコンがつながりました。再び画像を見ようとすると、こんどはカメラを識別しません。ドライバーがないようです。ネットからダウンロードできるのはわかりました。探してみると、付属のCDが捨てずに残されていてそこにドラーバーがついていました。ここから無事インストールしました。これでやっと、ビデオカメラの画像をパソコンで見ることができるようになりました。 XPの64ビット版では動作しませんと書かれています。8.1の64ビットでは動いているようです。
ドライバーの解像度が320×240ドットというのは気になります。画像が粗くならないか心配です。
記事投稿の時間切れが迫ってきました。続きは後日ということにします。まだまだ、トラブルは続きます。
一応星の記事としましたので、5点写真を投稿します。
だいぶ木星と土星が近づいてきています。写真に撮ってみました。いっしょに入るようにしても、ガリレオ衛星が写るようになっています。露出は13秒で、焦点距離は170mm(APS)です。そのままだと流れるのでアストロトレーサーを使用しています。他に明るい星がない領域にいます。

木星と衛星です。5秒露出です。左からカリスト、エウロパ、イオ、ガニメデかな。エウロパとイオが微妙です。

月です。11夜になります。

月面コペルニクスクレータです。周辺を切り出して画像処理しています。

同じく虹の入り江付近です。
