そのまま戻ってこなければどうなるかというと、通常のコースでいった場合、天守を通りぬけた後、鉄門から西出丸に出てしまいます。こうなってしまうと道の迷う人が続出でしょう。前回はこれで道に迷いかけました。その予防線を張っているのだと解釈しました。頭の中に入っているコースで戻っていくことにします。
鉄門から西出丸追手門を通って堀を渡り、掘の北側から北出丸を横断して鶴ヶ城会館に戻る道です。前回は通らなかったコースです。これでも三の丸経由よりもだいぶ近道になります。
鉄門から西出丸に抜ける所です。西中門と鐘撞堂があります。

梅坂を下って左側にある五件丁濠です。本丸側の斜面には木がいっぱい生えています。

堀にいたカモです。これでも近づいていくと逃げるように遠ざかっていきます。

西出丸に降りたところから見た梅坂です。このあたりの堀はだいぶ浅くなっているようです。

西出丸は駐車場になっています。中を通らずに堀沿いに南側に進んでいきます。ここにあるのが讃岐門です。入口は狭くなっています。

讃岐門からみた千飯櫓方向です。石垣の向こうは鉄門になります。門の上にある走り長屋の屋根が見えています。

反対側に進んで、西出丸西追手門から城の外に出ます。堀を渡る上から見た椿坂方向です。

西門から北出丸に入って、北出丸を通りぬけます。追手門近くの内側にある木の紅葉がきれいでした。

ここからは大きな木があるためなのか、天守閣は見えません。

そのまままっすぐ進んで鶴ヶ城会館の入口まで戻ってきました。入口には冠木門が作られています。このあたりは桜ヶ馬場というのがあったと案内板に書かれています。

出発までまだ少し時間があるので、土産物などを見て回りました。どちらかというと人がいっぱいで、中を歩きまわるほうが大変でした。
続く...............