2020年09月26日

会津紅葉準備中 07 10/24 喜多方市新宮熊野神社 長床と大イチョウ

 新宮熊野神社の由来は、源頼家が前九年の役の出兵に際して東北の和平を熊野三社に祈願したのが由来とか。その子の義家が後三年の役出兵にともない、この場所に熊野三社を立てたのが始まりです。
 この神社で特徴的なのは、本殿の前にある長床と呼ばれる建物です。拝殿という扱いになっています。10尺置きに並んだ5×9列の柱44本で支えられた建物です。吹きさらしになっています。
 宝物殿から参道に戻り本殿に向かいます。参道横には杉並木があります。太く大きな木が並んでいます。
喜多方市熊野神社 参道杉並木

 正面に見えてきた長床です。遅れていったら記念写真の撮影会が始まっていました。終わるまでしばらく待ちます。
喜多方市熊野神社 長床

 長床の脇に、目的の大イチョウの木があります。残念なことに黄葉はしていませんでした。例年に比べて遅いようです。寒くなり始めるのが遅くなっていることと関係しているのでしょう。
喜多方市熊野神社 大イチョウ

 神社の狛犬です。ちょっと古めです。宝物殿には、平安時代後期の獅子が置かれていました。
喜多方市熊野神社 狛犬

 長床全景です。柱は太く立派です。
喜多方市熊野神社 長床

 長床の横にあった鐘楼です。神社に来ていると思っていたので、お寺のようなものには寄っていませんでした。考えてみたら宝物殿は仏像が中心でした。ここの銅鐘には貞和5年の銘があるそうです。
喜多方市熊野神社 鐘楼

 長床の天井です。梁も太い木が使われています。
喜多方市熊野神社 長床

 床面です。上にあがればよかったのですが、誰もあがっていませんでした。軒下で遠慮していました。
喜多方市熊野神社 長床

続く...............


posted by ヨッシン at 23:59| 旅行記