2020年09月20日

「ヨッシンと地学の散歩」更新しました

 このブログの本家である「ヨッシンと地学の散歩」を更新しました。このところ更新が滞っていましたが、3ヶ月ぶりという短い間隔で更新することができました。
 更新のメインは2ヵ所あります。1つ目は「台風の風の吹き方」で上空の風がどの様に吹いているかという資料を加えました。ひまわりからのタイムラプス動画で動きを見る方法です。ここはどうなっているかを気象庁とか情報通信機構のサイトの動画で判断してもらうのが良いのかなということで書いています。違う見方ができるかも知れないので、とにかく見てくださいというところです。
 上空の風は、気象庁が直接測定していることがわかったのでその結果を示しました。本当のことをいうと、大東島にいったときにその装置を見ています(旅行記「うふあがり」に書いています)。気象庁のウェブサイトからデータが入手できるということが最近わかったので、改めて調べてみました。たまたまですが、その直後に南大東島のすぐ近くを台風が通過しました。この時のデータを使わせてもらうことにしました。
 一般的にいわれているように、台風の上空では時計回りに風が吹い出しているという単純なものではないことがよりはっきりしました。
 2つ目の更新箇所です。「秋の釣瓶落し」の後日掲載としていた部分を書きました。この言葉の意味としては日が沈むのが速いという印象を受けます。ということで速いのかということの検証をおこなってきました。結論としては有為な結果が出せませんでした。そこで早いとしたらどうなのかということで検証した結果を書きました。個人的にはこちらの方が正しいのではと思っています。
 この部分は前回更新する前から検討していましたが、日没時刻の計算方法がネックとなっていました。やり方としては、太陽(地球)の軌道要素から太陽の位置を計算して日没時刻を求める方法、均時差を近似式から求める方法が考えられます。前者の方法は、だいぶ前に別の理由でやったときにはうまく結果がださずに挫折しています。今回もうまくいきませんでした。近似値で求めるにしても、1日あたりの変化の方が大きいので問題はないのですが、精度がどうなのかという心配があって悩んでいました。最終的には暦計算室のサイトから太陽の南中時刻をもらってきてそれを利用するという方法で決着をつけました。
 他に、写真集入口の写真をネオワイズ彗星に替えました。梅雨の天気が続きうまく写せなかったのですが、何とか撮れた内の1枚です。ベテルギウスは3ヶ月で交代となりました。他に星関係の写真が2枚、地層関係の写真を5枚アップしました。
 ブログに載せてきた旅行記の記事の総集版は、「春の妖精を探して」をアップしました。以後の分はブログの一覧ページへのリンクとなります。ブログの旅行記も新しい旅行記に変わっていますから、この部分も書き換えています。他にみつけた字句の誤りを訂正をした所も含めて今回の更新となりました。次もできるだけ早く更新できるようにしたいと思っています。どうなるのでしょう。

posted by ヨッシン at 23:59| 日記