ここで、バスの到着を待ちます。添乗員さんは外で待つようにと指示を出しています。係の人はバスがきたら放送するので中で待つようにといっています。言葉に甘えて中で待つことにします。お店とか魚の水槽とかがあります。お魚は買っても持って帰るにはちょっととなります。売られている魚以外にはそれほど見るものもなくすぐに見終わってしまいました。

なかなかバスはきません。船が見学を終えた時にフェリーが見えていたことには気がついていませんでした。その時のフェリーの位置からすると天草に渡ったのはこちらの方が早いでしょう。その後下船してここまでやってくる時間を考えるとこれくらいはかかるでしょう。
バスがやっときました。乗って次に行くところは昼ご飯の場所です。場所が書かれていないので、どこに行くのかがわかりません。鬼池港の方に向かって進み、そこまでの半分くらいの所まで来た時に添乗員さんから到着しましたと報告がありました。
バスを降りて、海岸沿いの道路を鬼池側に歩いて昼食会場に向かいます。食事はてんこ盛り海鮮丼です。ご飯に魚介類の刺身が載っています。そうすると、どうしても冷やご飯にのせることなります。ご飯の善し悪しがポイントとなります。
すぐに食べ終わりました。出発まで少し時間があります。ここで思い出したのは、前回この近くに来たときに石灰藻球打ち上げ浜というのがこのあたりにあったことです。ここではないか確認したいところです。昼食会場前の海岸沿いには高い防波堤が続いています。これでは海岸に降りることはできません。バスが停まっているのと100mほど反対側で防波堤が切れています。そこから降りられそうです。いってみました。
ここから何とか海岸に降りられました。砂浜の上を見るとすぐに白くて丸いかたまりが見えました。石灰藻球です。意外と簡単に見つけることができました。

そのまま、海岸沿いをバスの駐まっている側に歩いて行きます。防波堤を上がれなければ、ここまで引き返してこないといけないことになります。時間があるので行くことにします。
思ったよりたくさん石灰藻球はあるようです。このあたりならどこでも良かったようです。車を止める場所がないのが難点です。

先の方で、人が海岸に下りているのが見えます。ツアーの仲間のようです。そこまでいけば引き返さなくてもすみそうです。人が下りていた付近の海岸です。レキがたくさんありますが、この中にも石灰藻球が混じっています。白い色をしているものがそれです。砕けて小さくなっています。

対岸の島原半島です。雲仙山が見えています。眉山も見えているようです。

沖合に船が2艘並んでとまっています。イルカウォッチングをしていたあたりです。まだ出ているのでしょうか。別の場所に、あれはイルカではといっていた人がいました。双眼鏡で確認すると単なる波頭でした。

足元の砂です。大きな白い粒は石灰藻の砕けたものです。このあたりにかき集められています。

出発時間になったのでバスに戻ります。すぐに出発です。これで終わったという声が聞こえてきましたが、今日のバスでの行程はまだ半分も来ていません。まだ残っている方が長いですよと教えて上げました。
鬼池港の前を通ります。ここは沖合に亀島があります。亀島に続く砂嘴は潮位が高いせいかよく見えませんでした。

道脇にヒガンバナが見えてきました。白い花がたくさんあります。

本渡に到着です。天草瀬戸大橋が見えてきました。これを渡れば天草上島です。

続く.