稲荷神社は、道路から脇に入っていくとあります。その道は見つけられずに通り過ぎてしまいました。あきらめておしどりの池を目指します。案内もあったのでその通りいったのですが、見つけることはできませんでした。戻らないといけない時間になっています。引き返します。通った道からは、池沿いに建物が並んでいて見えなかったようです。
戻りは、違う脇道を通っていきます。途中に湯の里公園というのがありました。句碑があります。後の木が紅葉を始めています。

公園は斜面にあります。横の水路はどちらかというと滝に近い傾斜で流れています。

ここを上がった所から少し行くと宿に戻ることができました。出発の少し前でした。待っているとバスがきたので乗り込みます。今日は左側の席です。
これから行くのは仁田峠です。前回来た時は、霧が濃かったために行っていません。まずランクアップの宿に泊まっている人を迎えに行き、引き返して温泉街の入口から山に入っていきます。前回きたときは仁田峠に行く道路は有料だったのですが、今は無料になっています。有料だった頃からあるゲートを通過します。そのまま道を進んで第一展望所の駐車場に入ります。
駐車場からは、少し坂を登って妙見岳に行くロープウェイ前の広場に行きます。坂の途中で、モグラが死んでいました。地中に戻れなくなったのでしょうか。

ロープウェイ前の広場から見える雲仙岳の中心部です。3つ並んだピークの内左端が普賢岳、右端が平成新山です。平成新山には溶岩層の断面が見えています。こちら側にも崩れ落ちています。平成新山噴火の最後のころに何回か、こちら側にも火砕流が流れたことがあります。主体となったのは、この向こう側の斜面になります。

遠くの景色です。三角半島から大矢野島が見えています。

真ん中付近の拡大です。左端が三角半島の三角岳、真ん中が大矢野島の紫尾山と飛岳です。その向こうにはうっすらと不知火海が見えています。

広場の脇にある、普賢神社です。そちらに行って写真を撮っている人がいます。

麓側深江町の方角になります。水無川の流域です。手前側は火山灰や土石流で埋まってしまっているように見えます。真ん中あたりから左上の方にかけて昔の川の跡が見られます。ほとんどの火砕流は真ん中左側にある山の向こうの谷から真ん中付近にかけて流れています。

手前に見える土石流跡の拡大です。かなり新しそうです。

広場の横に見える山は妙見岳です。ここから山頂までロープウェイであがっていくことができます。

斜面にある木が紅葉していました。

続く......