このあたりは雀地獄と書かれています。あまり噴気のようなものは目立っていません。お糸地獄から流れてくる水のために草木があまり生えていないように見えます。川の真ん中あたりが硫黄の色で、時々水がかかるところが緑色になっています。

説明文を読んでみると、水の中に小さな泡が立ってそれがはじける音が、雀のさえずりに聞こえると書かれていました。水のたまっているところをよく見ると小さな泡がたくさんできているのが見えました。水底からも泡が浮き上がってくるのが見えます。

解説板に、このあたりにはツクシテンツキという植物がたくさんあると書かれています。カヤツリグサ科の植物で、酸性の強いところでも育つそうです。写真と比べてみるとこれのようです。

小さな川に沿って下っていくと再び噴気地帯に出ました。清七地獄です。

清七地獄を通りぬけた所から、振り返って見たようすです。向こうの建物の左側にも噴気のでているところが見えます。このあたりがお糸地獄になります。

前を通る道路の向こう側です。噴気で草木の少ない一画があります。手前にお地蔵さんがいます。お地蔵さんは閻魔大王の仮の姿ともいわれています。

横に駐車場があります。一つの区画だけ柵で囲まれています。のぞいてみると真ん中に穴が開いていて、そこから噴気が吹き出しています。この付近ではいつどこから吹き出してくるのかわからないようです。

続く.......