林の中の道を通りぬけると、再び噴気地帯に出てきました。大叫喚地獄といいます。噴気孔から聞こえてくる音が、地獄の叫び声に似ているということから名付けられたようです。

道の右側下にある広場です。たくさんの石が積み上げられています。

左側には展望所があります。ここから大叫喚地獄の噴気孔が見られるようになっています。前には石が積み上げられていて、その向こうは湯気で何も見えません。音だけが聞こえてきます。

先ほど石が積み上げられているのが見えていた広場です。賽の河原で石を積み上げると供養になるという風習から来ているのでしょうか。

道を更に進んでいきます。いったん噴気は少なくなるものの、再び多くなってきます。このあたりは邪見地獄と名付けられています。ここの水を飲むと、不和の解消になるという言い伝えがあるそうですが、強酸性で飲むことはできないようです。

ここから振り返って見た、大叫喚地獄です。

邪見地獄は細長く続いています。中程まで来たところのようすです。

通りぬけるのにだいぶかかりました。そこから振り返って見た邪見地獄です。

続く.........