7月31日に、こんな状態でも彗星を導入する方法を考え出していたので、その方法で追いかけてみました。
8月1日から見ていきます。31日と場所はそれほど変わらなかったので。比較的容易に入れることができました。

雲も一緒に写っています。
別の時間のものです。

2日から4日にかけては雲が厚かったので見ていません。5日は少し薄くなっていたようなので望遠鏡をだしてみました。1日の場所からだいぶ動いているので、前回の経路では追うことができません。アークツルスから西に下がっていって、順番に追っていく方法を使いました。この時は、導入用のカメラにも星が写らなかったので、導入に失敗しています。
パンスターズ彗星(C/2017T2)が近くにあるというので一緒に探してみたのですが、これも目印となる星がしっかりとしていないために失敗しました。パソコン見ても、それらしいところには星は写っていませんでした。導入用のカメラに写っていたパンスターズ彗星近傍の写真です。彗星なのか11等星なのかはっきりしないのが該当するあたりにかすかに見えます(−−の間です)。

念のために、望遠鏡視野内の写真も撮ってみたのですが、視野一つ分ずれていたために写っていませんでした。メモリーカードを抜いてパソコンで見ると位置が確認できました。最悪この方法で位置確認をする事もできることがわかりました。
今日の分です。今日も肉眼ではアークツルスしか見えていません。導入用カメラ(APS135mm)では赤道儀を使ってアークツルスから西へずらしていけば、パンスターズ彗星、ネオワイズ彗星と順番に入ってきます。パンスターズ彗星付近は明るい星がないためいつの間にかスルーしていました。ネオワイズ彗星の近くにある星の集団が先に入ってきました。ここからネオワイズ彗星を先に入れることにします。導入用カメラにはいってきた彗星です。真ん中に持ってきた物です。−−の間に写っています。

望遠鏡(f=700mm F6.7)で写したものです。上の方にある白くもやっとしたかたまりはM53球状星団です。

パンスターズ彗星付近も探したのですが、写らないようです。○印のあたりにあるはずです。

写真を撮りおわったのち、星の情報を整理しているとレモン彗星(C/2019U6)もパンスターズ彗星くらいに明るいということがわかりました。今日は、そのあたりの写真を写していませんが、5日には導入用カメラで写しています。チェックしてみましたが、このカメラでは無理なようです。パソコンでは○印付近にある事になっています。

7日から2週間の間の、ネオワイズ彗星、パンスターズ彗星、レモン彗星を7日20時の星の位置に合わせて出力しています。出力に使ったのはステ*ナ**ー*Ver7です。
