更に進んで行くと浜はだんだん狭くなっていきます。砂浜がほとんどなくなりかけたところに半円形に大きな石を並べて積み上げている所があります。真ん中にも岩があります。砂が流れていかないように組まれているようにも見えます。

近寄ってみると鄭成功児誕石と書かれていました。どれかはっきりしないのですが、真ん中のこの岩のようです。しめ縄までつけられています。まわりの岩は、この岩に大きな波があたらないようにしているのでしょう。

防波堤にあがる階段がありましたので、上から見ることができました。

ここに書かれていた説明によると、お母さんがこの岩にもたれかかって鄭成功を産んだというのがいわれがあるそうです。
浜はここまでです。浜に降りて引き返していきます。川を越えたところからは、上にある鄭成功記念公園の中を通っていきます。道ばたの草に朝露がついて光っています。

ずっと前方です。海岸から上ってきた朝霧が森の上を流れるように駆け上がって行くのが見えます。

公園と道路の間は、ハイネズが植えられていると書かれていました。この付近の海岸にはよく見られる植物だそうです。

鄭成功の像があります。背景の建物は泊まっていた宿です。

鄭成功顕彰の記念碑です。1852年に立てられたそうです。何が書かれているか読むことはできませんでした。

ここから宿まで、沢沿いの道をあがっていきます。道脇にはたくさんのツユクサが咲いていました。

続く...............