2020年06月29日

東北北回り 81 8/31 仙台港から相馬市沖

 岩井崎をでたのは10時近くになっていました。宿のあった場所から気仙沼市街までも距離がだいぶありました。あまり寄り道をしている余裕はなかったようです。宿でも仙台までは2時間はみておいた方がいいといわれていました。ここまで来る分の時間を差し引いてもフェリーの手続き時間にぎりぎりに着きそうです。
 三陸道が気仙沼までつながっているようです。国道まで戻ったところで、一番近い岩井崎ICの道を探しますが見つけられません。そのまま国道を走り続けて大谷海岸から入ることができました。後で調べてみると、岩井崎ICは気仙沼方向への入口しかなく、接続路が見つかっていたら、また引き返さないといけないところでした。時間に余裕がなかったので、見つけられなかった方が良かったようです。
 高速道路にはいってからも登米ICまではなかなか着きません。正確な時間を記憶していないのですが、前回はここを出航2時間前に通過して遅刻したものの何とか手続きをさせてもらえました。やっと通過したときは、前回とほぼ同じかちょっとだけ早いくらいの時刻のようでした。また、ぎりぎりになりそうです。
 そのままカーナビを頼りに走り続け、仙台港到着する事ができました。目の前にフェリーが見えています。
仙台港フェリー

 ターミナル到着は、前回よりも早かったものの、10分ほどの遅刻でした。手続きをすませ、待機場所に車を移動させます。3列目の先頭になりました。ここで、誘導が始まるまで、船内に持ち込む荷物を準備し、ついでに車の中に散らばっている荷物も片付けながら待ちます。
 誘導が始まりました。1列目から誘導が始まります。4−5台入ったところで車が入っていかなくなります。運転手が戻っていないのでそこから後ろの車は動けなくなっています。次に誘導されたのは2列目になります。ここでも同じ事が起こります。結局、だいぶ遅くに着いたのに、船に乗り込んだのは前の方になりました。
 船内にはいって誘導されたのは、2列目の先頭です。指示に従って車を駐めます。より分けていた荷物を持って船室に移動します。船室への入口がわからず探している人がいました。前に乗っているのでだいたいの位置はわかります。そちらの方に行くと入口が見つかりました。先ほどの人もついてきていました。
 船室に入って荷物を置いてから、デッキに上がって景色を見に行きます。蔵王山が見えるかどうかが気になります。かすかに見えていますが、山頂部は濃いもやの中です、茶色の大きな建物の向こう側です。
仙台港から蔵王山方向

 ウミネコがやってきます。エサをあげている人がいます。手の先からでも、とって行くようです。これはくちばしにくわえていません。失敗したようです・
仙台港 ウミネコ

 そうこうしているうちに船は出航しました。仙台港を後にします。
仙台港 フェリー航跡

 港の南側に名取浜が見えています。この付近は地震後大きく沈下し、海が広がっていました。その影響がまだ残っているようです。
仙台港から名取浜方面

 左側松島湾の方角です。半島の向こう側にあります。遠くの山には風力発電風車が見えています。石巻市の山です。
仙台港から松島方面

 名取市沖まできました。蔵王山がかすかに見えています。
名取市沖から蔵王山

 船の後方にぼんやりと島のようなものが見えます。方角的にみると金華山でしょう。
名取市沖から金華山

 姉妹船とすれ違うという船内放送がありました。みんなデッキに上がって、船を見に来ています。
名取市沖 フェリー姉妹船

 向こうからやってくる船のデッキにもたくさんの人があがってきてこちらを見ています。
名取市沖 フェリー姉妹船

続く..


posted by ヨッシン at 23:59| 旅行記