そこから橋までもだいぶ走ります。何とか橋に到着です。橋の写真を撮っておこうと見ると橋の左手前側に駐車場があります。何かの工事をしていて誘導員がいます。橋に近づくには指示に従っていかないと無理なようです。指示通り道路を渡ったところから見た橋です。

橋の上から見た海です。大島瀬戸といいます。右側が大島になります。

車に戻り先に進みます。橋を渡ってからも気仙沼市街に着くまでもだいぶ走ります。工事をしているところもたくさんあります。橋へのとりつけ路を作る工事だったようです。新しい道ができるので大島への案内標識が簡易的なものだったと理解できました(旅行した時点では気仙沼市街を通る三陸道はできていなくて、その工事が中心だったようです)。それと、ここで気がついたことです。大島はかなり大きな島です。だから大島という名前がつけられています。大島につながる半島も同じくらいの大きさがあります。その大きさのことを全然考えていませんでした。島の中の移動や島への出入りに時間がかかったのもこのためのようです。気仙沼の町中というより、かなりの町外れと考えておいた方がいいでしょう。位置的には目と鼻の先なのですが。
気仙沼の市街を抜けます。まだ道は工事をしているところが多く、どこを進んでいいのかわからず適当に行きます。
町中で見かけた店です。津波直後の写真で見たことがあります。窓などが大きく壊されていました。復旧できたので安堵しています。両隣にあった店がなくなっているのは残念です。

市街から国道に出て南下していきます。岩井崎への案内があったのですぐだろうと思って入っていきました。見えてきたのは壊れた学校の建物です。元光陽高校で現在は東日本大震災遺構伝承館になっています。ゆっくり見学している時間はないので、パスします。

岩井崎に到着です。思ったより大きな寄り道になってしまいました。人でいっぱいです。市民の憩いの場所になっているようです。駐車場も満杯でしたが、着いた時に出て行く車があったので何とか入れることができました。
岬まで遊歩道が続いています。そこから見えた岩井崎灯台です。

龍の松です。津波後に流されずに残った松の木の形が龍に似ているということでそのまま保存されています。

岬の先端部に潮吹き岩があるそうです。どこかとみていると、波しぶきがよく上がる一角があります。これでは潮吹きとはいえないでしょう。

横の方で、霧のようなものが見えました。見損ねましたが潮を吹いたようです。

別の場所からも潮が吹いているのが見えました。ここでは2カ所から潮吹き現象が見られるようです。

引き返している途中に正面に見えた銅像です。雷五郎という人のものだそうです。相撲には詳しくありません。震災前からここにあるようです。

続く...