2020年06月26日

東北北回り 78 8/31 気仙沼大島 口笛の小径

 遊歩道は口笛の小径とこもれびの小径の二つに分かれます。人通りが少なくなってくるためなのか、だんだん道が荒れてきます。道脇には草が多くなっています。津波の後のためにれたのかなとも思ったのですが、復興公園の一部ということは、震災後に整備されています。結局理由は不明です。
 不思議な植物も増えてきます。何かわからない植物の例です。ぱっと見た感じはブナの実に似ています。葉っぱとか実の付き方は全然違います。なんとなく見たような気がするのですが、どこをどのように調べたらいいのかも見当がついていません。
気仙沼大島 口笛の小径 植物

 草がいっぱいになってだいぶ歩きにくくなってきました。これ以上になるとどうしようか考えてしまいます。
気仙沼大島 口笛の小径 遊歩道

 東屋が見えてきました。建物の周りは草ボウボウです。近づいていく道も草で埋もれています。
気仙沼大島 口笛の小径 東屋

 東屋の前には大きな木が少ないので、海から向こうの景色はよく見えます。唐桑半島が見えています。太陽はだいぶ高くまで上がっています。
気仙沼大島 口笛の小径から唐桑半島

 東屋から少し上がったところに展望台があります。ここから西に続く海岸が見えます。
気仙沼大島 口笛の小径から十八鳴浜

 砂浜は十八鳴浜といいます。ここの砂は鳴き砂だそうです。その向こうの岬が恵比須鼻です。ここに生えている松の木は、枯れているものが多いようです。手前にも枯れた松の木があります。他にも枯れた木はたくさん見ました。津波の影響だったのでしょうか。3年ほど前の台風の影響だったのかも知れません。
気仙沼大島 口笛の小径から十八鳴浜

 ここからの遊歩道は山の中をすすんでいまきます。口笛の小径から小鳥の小径に入ります。道脇には赤い小さなキノコが生えています。この近くはたくさん見かけます。ベニヤマタケのようです。
気仙沼大島 口笛の小径 ベニヤマタケ

 道脇の木から、葉っぱのようなものがたくさんぶら下がっています。クマシデとかサワシデといったシデ類の実だということはわかります。
気仙沼大島 口笛の小径 シデ

 小鳥の小径という割には、小鳥のさえずりもきこえてきませんでした。そうこうしているうちに宿の前に戻ってしまいました。朝食まで少し時間がありますので、昨晩いった田中浜にいってみることにしました。
 浜の陸側では、工事が行われています。新しい道を作っているようです。
気仙沼大島 田中浜

 浜に降りてみた波打ち際です。浜は細かい砂でできています。
気仙沼大島 田中浜

 沖合に見える島です。向こう側の島の木は枯れているようです。
気仙沼大島 田中浜

 浜の端から見た田中浜です。
気仙沼大島 田中浜

続く.....


posted by ヨッシン at 23:59| 旅行記