車の方に戻ろうとしたら、正面にお社が見えました。鉱山ではよく見かけます。雨がまだ降っているので、見に行くのはパスします。

横の広場には、黄色い花がたくさん咲いています。北海道で見たブタナ(ニセタンポポ)ににています。

宿から引き返した目的は達成したので、もどって先に進んでもいいのですが、ジオサイトの案内書にこの近くの海岸に何かがあると書かれていたような気がしました。十府ヶ浦海岸です。国道に戻って、少しだけ北上します。すぐに海岸に出ました。目的地に到着です。道の横が広くなっているところに車を入れます。山側には、三陸鉄道の列車が走っていくのが見えました。

海側です。湾の向こうに大きな崖が見えます。地層も気になるところです。

浜に行こうとしたのですが、防波堤の工事中です。浜に降りられるところはないか探したのですが、ここからずっと先まで工事のダンプが走っています。越えて浜に出るのは無理そうです。雨も降っていることなので、ここは断念します。

ここから、ターンし南下をしていきます。途中、海岸沿いに烏帽子岩というのがあります。道は海岸からちょっとだけ内側の高台の上を走っています。探したのですが海すら見えません。国道からは無理なようです。
国道はこの先の普代村から、しばらく山の中を走ります。海岸沿いを通りたかったので、三陸道に入ってすぐの普代ICで降りて泊まっていた宿の前を通ることにします。
普代村を通り過ぎて田野畑村に入ります。正面に海が見え、その方向に降りる道があっります。脇に看板があってみると、机浜番屋群と書かれ案内図もつけられています。見に行くことにしました。
降りた先に広場のようになっている所があります。ここに車を入れます。後で案内図をよく見ると干し場となっています。網を干すのに使う場所のようです。正面には海岸の岩が見えています。

横の番屋群です。プレハブ建物を、立派にしたような感じの建物が並んでいます。塩造りや海産物・漁具の保管、浜作業、寝泊まりする事に使われていたそうです。津波の時には全部壊れされたのですが、同じ形で作り直されたそうです。

その建物一つです。たばこやと書かれています。中を自由に御覧くださいと書かれていますが、中が暗く、閉まっているように見えたので入るのはやめました。

続く...............