坑道に仏像が置かれています。横の説明では女人菩薩像と書かれています。ある日、鉱夫の枕元に現れ、坑道の天井にバラ輝石がでているから、それに沿って掘り進めよというお告げをしたそうです。その通りにすると、大きな鉱脈に行き当たったそうです。その女人菩薩を敬って作られたものだそうです。

この先にあったのが、ワインの熟成庫です。ワインには良さそうな環境です。日本酒は置かれていないようです。

その先にあるのが中央ホールです、かなり広い地下空間になっています。鉱石や岩石、マンガン加工製品などの展示をしています。

左側にある通路の先は坑道になっています。左側の壁、赤色のラベルの貼ってある横にあるピンク色の筋は、バラ輝石の密集帯です。

バラ輝石の部分の大写しです。表面が磨かれたようになっています。マリンローズとしてはどれくらいの価値があるのでしょう。

これをみているときに、ホールの奧に行く2人組がいました。檻のような所を開け、中に入っている樽のようすを見ています。ここでもワインの熟成をしているようです。この感じだと醸造かな。

展示されている、ホールで展示されているバラ輝石です。ここで採れたものです。

ホールを出たところの天井に、ミサゴ断層と書かれています。どこが断層なのかよくわかりません。懐中電灯の光を当ててみてもどうなっているのか全く見当がつきません。

バラ輝石鉱と書かれたラベルの貼られているところがあります。その矢印の先に,濃い赤色をしたバラ輝石がまっすぐ筋になっているのが見えます。ラベルの周りにある黒っぽいところもマンガン鉱です。

褶曲と書かれているところがありました。板状チャート層が折りたたまれるように曲がっています。このような細かくぐにゃぐにゃに曲がった構造は普通スランプ構造といいます。地震の振動で、チャート層が滑り落ちることによって曲がったものです。

この先は宝石や鉱石の展示場になっていました。そのまま進んで行けば、出口に到着です。

続く...............