元の国道に戻り、北上します。まだ引き返している感じになります。野田村に入って、大きな集落まで来た時に、野田玉川鉱山への案内標識がありました。これに従って山側に入っていきます。そのまま進んで行くと左側に野田マリンローズパークが見えてきました。野田玉川鉱山地下博物館と書かれています。これが正式名称なのでしょう。

右手渡り廊下のような所の前が駐車場になっています。車を進めていきます。渡り廊下の先に坑道入り口が見えてきました。

先ほどの建物が受付になります。昨日の尾去沢鉱山の中は寒いくらいでした。上にセーターを着込んでから入場券を買いに行きます。券と同時に、4切位の大きさの毛布を持って行くようにいわれました。邪魔な感じもしますが、一応指示に従います。
受付から、坑道入口の方に行きます。坑口から湯気のようなものがでていて、ここからでは入口がよく見えません。坑内が冷え込んでいるのがよくわかります。

坑道入り口です。中で作業のようすを見せていたマネキンが並べられています。マンガンボーイズと書かれています。アイドルといっしょに記念撮影でもといった所でしょうか。この鉱山は、マンガン鉱石を採掘していました。ユニットの名前は、ここに由来するのでしょう。

坑道内部です。トロッコが通れる幅のトンネルが掘られています。いったん下ってきていますが、また平坦になっています。

坑道側面の岩石です。板状チャートでできています。右の方は黒っぽくなっています。マンガンが集まっているのかな。

進んで行った先に枝坑があり、採掘した鉱石を集めるところを再現していました。

このあたりの坑道の壁は、ところどころに黒いかたまりが見えます。マンガンが濃集しているところのようです。

掘り出しのようすを再現しているところです。このあたりの壁の色はまさにマンガンという色をしています。

続く...............