2020年06月10日

東北北回り 64 8/30 普代村鵜鳥神社参道

 鵜鳥神社の神殿は卯子酉(うねとり)山の山頂に作られています。よく見たら十二支方位の東北西を表しています。何か関係があるのでしょうか。卯子酉神社と呼ばれていたのが後に鵜鳥神社と呼ばれるようなったそうです。神様は、地元ではうねどり様として親しまれています。ここから山頂まで登っていかないとたどり着けません。
 他にもこの地には、義経北行伝説があり、義経が神言を授かった場所とされています。
 進んで行くことにします。石段を上った先に橋が見えてきました。神道橋といいます。
普代村鵜鳥神社 神道橋

 杉の木の根元から水が湧き出しています。神社入り口にあった案内図によると、うがい場になります。
普代村鵜鳥神社 うがい場

 次にあったのが四角い枠の中に水がためられている場所です。お縒り場と書かれています。普代村の案内には紙でこよりをつくって投げ沈めば願い事が叶う池と書かれていますが、水がたまっているのはここしかありません。これがお縒り場なのでしょう。
普代村鵜鳥神社 お縒り場

 杉の木の根元に祠があります。お薬師さまと書かれています。このような祠は、この参道沿いにはたくさんあります。
普代村鵜鳥神社 お薬師さま

 祠の手前の杉の木の根元からも水が湧き出しています。硯のような形をした石で水を受けています。この水で目を洗うと眼病が治ると言われています。
普代村鵜鳥神社 お薬師さま

 だんだん道は険しくなっていきます。がんばって登っていきます。
 道脇に、幹が二股に分かれた杉の木が見えてきました。夫婦杉です。
普代村鵜鳥神社 夫婦杉

 石段が見えてきました。嘉永3年に作られたものだそうです。
普代村鵜鳥神社 石段

 階段を登った先に鳥居があります。だいぶ近づいてきたようです。この先の道はなだらかになっています。
普代村鵜鳥神社 鳥居

 鳥居の前に、卯子酉山展望台と書かれた標柱が立っています。展望台があるようなので寄ってみることにします。道脇には白い花がいっぱい咲いています。ホツツジです。
普代村卯子酉山展望台 ホツツジ

 展望台というか少し広くなっている所に到着です。道は続いていますが、下り坂です。展望台があるのはこの先ではなさそうです。周りの木が大きいので、ここからの景色はそれほどよくありません。三陸海岸側の風景です。
普代村卯子酉山展望台から三陸海岸

続く...............


posted by ヨッシン at 23:59| 旅行記