他にもこの地には、義経北行伝説があり、義経が神言を授かった場所とされています。
進んで行くことにします。石段を上った先に橋が見えてきました。神道橋といいます。

杉の木の根元から水が湧き出しています。神社入り口にあった案内図によると、うがい場になります。

次にあったのが四角い枠の中に水がためられている場所です。お縒り場と書かれています。普代村の案内には紙でこよりをつくって投げ沈めば願い事が叶う池と書かれていますが、水がたまっているのはここしかありません。これがお縒り場なのでしょう。

杉の木の根元に祠があります。お薬師さまと書かれています。このような祠は、この参道沿いにはたくさんあります。

祠の手前の杉の木の根元からも水が湧き出しています。硯のような形をした石で水を受けています。この水で目を洗うと眼病が治ると言われています。

だんだん道は険しくなっていきます。がんばって登っていきます。
道脇に、幹が二股に分かれた杉の木が見えてきました。夫婦杉です。

石段が見えてきました。嘉永3年に作られたものだそうです。

階段を登った先に鳥居があります。だいぶ近づいてきたようです。この先の道はなだらかになっています。

鳥居の前に、卯子酉山展望台と書かれた標柱が立っています。展望台があるようなので寄ってみることにします。道脇には白い花がいっぱい咲いています。ホツツジです。

展望台というか少し広くなっている所に到着です。道は続いていますが、下り坂です。展望台があるのはこの先ではなさそうです。周りの木が大きいので、ここからの景色はそれほどよくありません。三陸海岸側の風景です。

続く...............