2020年06月03日

東北北回り 58 8/29 鹿角市 尾去沢鉱山 3/3

 再び天井が高くなったところにきました。上の方の鉱石を掘り出したのでしょう。ちょっと斜めになっています。鉱脈が傾いているためです。どれくらいの高さがあるのかは奧の方は暗くてよく見えません。
鹿角市尾去沢鉱山

 先で、鉱石を掘り出しているようすが復元されています。ドリルのようなもので天井に穴を開けています。ここに鉱脈があるという想定です。鉱石があるのかどうかはこの位置からではわかりません。
 掘り出した鉱石はすぐに運び出さずに足元に積み上げていきます。足場が高くなっていくので、更に高い天井にある鉱石を掘り出すことができるようになります。最後に足元に積み上がっている鉱石を取り出していきます。この掘り出し方をシュリンケージ採掘法といいます。
鹿角市尾去沢鉱山 採掘風景展示

 鉱石を掻き出しているようすです。
鹿角市尾去沢鉱山 採掘風景展示

 実際に掘り出した跡です。光が届いていません。かなり高いところまで、掘りあげていったことがわかります。
鹿角市尾去沢鉱山 採掘跡

 この付近の石英脈に鉱石が含まれているとかかれていました。暗くて見えないので、懐中電灯で探してみました。脈は見えるようになったのですが、鉱石が含まれているかどうかまではわかりません。周囲の岩石は石英安山岩です。
鹿角市尾去沢鉱山 石英脈

 これも脈なのかな。吹き出してきたもので覆われていて何なのかわかりません。
鹿角市尾去沢鉱山 石英脈?

 白っぽいところが石英です。ケーブルに沿ってあるものがよくわかります。ところどころで中に黒い点が見えます。鉱石が含まれているようです。キラキラしているものは鉱石ではなさそうです。
鹿角市尾去沢鉱山 鉱脈

 特別コースが終わりました。一般のコースに戻って進んで行きます。天井から、イルミネーションがつり下げられているところを通過します。なかなかきれいには写ってくれません。
鹿角市尾去沢鉱山 坑道

 ホールのような空間ができているところがありました。昔の鉱山のようすなどが展示されています。
鹿角市尾去沢鉱山 ホール

 横は火薬庫となっています。先ほどの受け渡し所とは離れているのが気になります。それほど離れた場所で受け渡すとは思えません。
鹿角市尾去沢鉱山 火薬庫

続く...............


posted by ヨッシン at 23:52| 旅行記