2020年05月24日

金星と水星

 夕方西の空で金星と水星が接近しています。水星を見たことがないという人は近くに明るい金星があるので、それを目印に探すと簡単に見つけられそうです。これから急速に金星の高度が下がっていって、来月4日に内合を迎え、それ以後は明けの明星となります。
 金星と水星が一番近づいたのが22日で1度以内の距離です。今日は、近くに月が入ってくるというので、ねらっていました。残念ながら雲が多く無理でした。22日も雲がいっぱいでした。
 昨日(23日)は雲が多めでしたが何とか見られそうだったので大きい方の望遠鏡を本当に久々にだしてみました。架台がこの前の地震で動いたままになっています。極軸はあっていませんが、短時間の観察にならじゅうぶんに使えます。
 早めに望遠鏡をだしておいて、何とかセットして見た金星です。
金星
C14(3850mm)×1.4+PentaxKp(APS) 1/60sec
 水星も見えていたので入れようとしたのですが、ファインダーを固定する部分が割れていたので、うまく導入できず、そのうちに雲が広がってきて、金星も見えなくなって観測は終了です。今日は割れた部分をステンレスの針金で固定して何とか使えるようにするのに半日かかってしまいました。今日も見ようとしたのですが、雲が広がりそうなので断念しました。



 前に太陽の塔が緑色にライトアップされていると書きました。横にある、観覧車も緑色になっていました。太陽の塔と同じ主旨のようです。こちらはちょっと不気味です。明日から、営業再開のようです。この色のまままわるのでしょうか。今日もまわるだけはまわっていたようです。見る分にはまだ何とかなりますが、乗っている人はどうなのでしょう。
観覧車

 
posted by ヨッシン at 23:59|