車を降りたら、まっすぐ海の方に向かいます。説明板によると、この付近は鳥居崎というようです。鳥が休んでいる形の島があることに由来するようです。また、南からと北からの風がぶつかる場所であるということから、風合瀬という名前もあるようです。
灯台が見えます。鳥居崎灯台です。これがあるのが弁天島で、弁天様が祀られているそうです。といっても、これは後からわかった事です。

海岸です。砂浜があります。岩礁の上にわずかに乗っているだけのようです。

海岸の岩です。平行な細か割れ方をしています。板状節理です。安山岩などの溶岩が流れたときにできます。

少し高くなったところで咲いていた花です。ハマニガナのようです。

何かわからない草の実です。唐辛子を連想しました。

道の駅では、イカ焼きとかの幟が並んでいます。何かを食べたいということもなかったのとやっている雰囲気ではなかったで、そのまま次に行くことにします。
次に見えてきたのは千畳敷です。道路に沿って駐車場がありますので、軽く見て行くつもりで車を入れました。ここには一度来たことがあります。
観光バスが2台ほど到着した直後のなのでたくさんの人がいます。案内板など見るのにもなかなか近寄ることができません。
何とか見えた、海岸です。海食台が広がっています。寛政の地震(西津軽地震)で陸化したそうです。1792年と書かれていますが、新暦では93年になります。大きな岩はよろい岩です。

東側です。海食台がよく見えます。バスの人達は海岸には降りていないようです。いるのはたくさんのウミネコです。

沖合方向です。海と陸が櫛の歯状に入り組んでいます。潮吹き岩があると書かれていますが、どの歯の上にあるのかが図面と照らし合わしてもわかりません。これだけ入り組んでいると、筋を間違えていると引き返してくるだけでも大変です。波も穏やかです。潮を吹いているような場所も見当たりません。探すのは断念します。

後を列車が通る音がしました。五能線の列車が駅を出発したようです。いつの間にか、バスもなくなって、あれだけいた人だかりがなくなってしまいました。

千畳敷を過ぎるとまもなく、深浦町から抜け出ます。
続く...............