2020年05月10日

東北北回り 38 8/28 深浦町 日本キャニオン

 宿の受付に戻ります。部屋からここまで長い寄り道でした。鍵を返しチェックアウトをすませます。すぐに出発です。まずは、昨日見損ねた、日本キャニオンに行きます。その後は、戻ってきて日本海に沿って北上していきます。亀ヶ岡遺跡まで行ったら、三内丸山遺跡に向かって、宿を予約している八甲田山に向かって、ちょうどいいくらいの時間になると見ています。
 昨日来た道を引き返していきます。正面には時々白神山地のような山が見えます。高台から海岸の高さに降りる手前に駐車帯があったので、ここに車を入れてゆっくり眺めていきます。といってもここからでも木がさえぎっていて、よく見えるところは少ないようです。
深浦町 白神山地

 南下を続けます。昨日十二湖に入った道からあがっていくことにします。進んで行くと十二湖駅の前を通過します。昨日はここは通っていません。
深浦町 十二湖駅

 十二湖への道に入ってすぐに、日本キャニオンの駐車場に着きます。ここから、山道を歩いて10分ちょっとで展望所に到着です。展望所からの日本キャニオンです。展望所の前には柵がなく、その先は深い崖になっています。転落防止のためにロープが張ってあります。何重にも貼られているので、写り込まないようにするのに苦労します。
深浦町 日本キャニオン

 キャニオンの岩石です。凝灰岩です。もろくて崩れやすそうな岩質のようです。
深浦町 日本キャニオン凝灰岩

 右側にも続いていますが、こちらは何とか崩れずに持ちこたえているようです。
深浦町 日本キャニオン

 この先に日暮の池があると書かれていました。ここまできたついでに寄ってみることにしました。途中、急な斜面を横切るような形で道がつけられているところがありました。崩れやすい岩石のようで、崖には土留めの処理がしています。日本キャニオンの凝灰岩と同じものがここに露出しているようです。白っぽい色をした土も見えています。
深浦町 日本キャニオン凝灰岩

 峠を越え、山道を下って開けてきたところで、ガイドに導かれた中学生のような団体に追いつきました。すぐ先で停まって、説明が始まりました。ブナの木の根元にマイタケが生えているということです。この木は、キノコがついたことで急速に衰えて枯れてしまったそうです。
深浦町 日暮の池 マイタケ

 説明をしている間に、先に行かせてもらうことにしました。日暮の池に到着です。林の中なので、池はよく見えません。ここから池を回る道がついています。一周しているようです。右の道を取って左回りに回ることにしました。
 すぐに、別の中学生のようなグループに追いつきました。しばらく後について歩きます。なかなか追い越せるチャンスがやってきません。分岐点にきて、これから行く道と歩き方についての説明が始まります。終わって、そちらの方に進んで行きました。先には小夜の池と影坂の池があるようです。こちらに行けば中学生の後をつけていくとになります。池を見たいのもありますが、どれくらいかかるかわかりませんから。パスすることにして、真っ直ぐ進んで行きます。
 更に進んで行くと広い道に出ました。この道を池に沿って周回を続けます。相変わらず日暮の池がはっきり見えるところはありません。
 少し進んだ所で、右側に八光の池と書かれた看板があります。そこから木の間をのぞくと確かに池があります。これが八光の池なのでしょう。
深浦町 十二湖 八光の池

 道を進んでいきます。池の端まで来たようです。結局、日暮の池がはっきり見えるところはありませんでした。このまま真っ直ぐ進んで行くと王池にでると書かれています。昨日見ています。左に、山道がついていますからこちらに入っていくことにします。
 すぐに、池に降りられる所にでました。ここからの日暮の池です。正面は大崩と崩山です。この山の上から見える池の数が12こということで「十二湖」という名前がつけられたそうです。池に映る山を撮りたかったのですが、角度があわずできませんでした。
深浦町 十二湖 日暮の池

 池の縁です。ふだんより水位が下がっているようです。
深浦町 十二湖 日暮の池

 そのまま進んで行くと、池の周回路に入った所にでました。そこから来た道を引き返していきます。マイタケのついたブナの木の横を通ります。これで駐車場に戻れる道であることが確定しました。
 日本キャニオン展望所近くまで戻ったところで、向こうから来た人に日暮の池は遠いのかと聞かれました。駐車場からの倍はあると答えると引き返すことにしたようです。キャニオンの駐車場まで、タクシーで来てバスの時間までこの付近を見学するつもりでいたようです。そのまますすんで、青池まで行くという方法もありました。バスの待ち合わせの時間までかなりの所までいけそうです。
 戻りながら話をしている間にわかった事です。車でまわっているそうです。きょうは、五能線の観光列車に乗るつもりなので、別の所に車をおいて列車でここまで来て時間にあわせて観光しているそうです。よく考えてみたら、今乗っている車もそれができるようにと買ったものです。まだそれに使ったことがありません。今は荷台が自転車や望遠鏡が入っていっぱいなので、寝る場所を確保どう確保するかが問題です。
続く...............


posted by ヨッシン at 23:51| 旅行記