2020年04月28日

東北北回り 27 8/27 八峰町岩館

 鹿の浦を出て、八峰町を北上していきます。しばらくいくと、岩館漁港への分岐がありました。こちらの方に進んで行くことにします。町の中を通りぬけ、ヘアピンカーブで高台から海岸に下りたところでT字路になっています。左に進むと方角的には引き返すことになります。右に進む事にしました。だんだん町から離れていきます。漁港はこちらではなかったようです。
 道の真ん中に岩が取り残されているところがあり、その先に車止めがあります。ここでいったん車を止めることにします。ついでに海岸を見ておきます。物見岩がある所です。大きな岩があります。
八峰町岩館 物見岩

 ここからどうするか考えます。脇道に入ってからだいぶきています。引き返すとなると大きく戻らないといけません。カーナビの地図を確認すると道はこの先ずっと続いています。少しいったところで、斜面を登り、灯台の横を通れば元の国道に出ることができそうです。道が狭くなっているのでいけるかどうか不安になります。けっきょくまっすぐいくことにしました。
 少し進んだ所に説明板がありました。その前に車を止めて読みに行きます。色あせているので読みにくいのですが、ベースサージと書かれています。見に行くことにします。
 海岸に降りてそれらしいものを探します。何となく普通の岩に見えます。
八峰町岩館 物見岩

 南側は、遠くの方を見わたしても、これとあまり変わりがないようです。
八峰町岩館

 反対側に降りて、足元の石を見るとそれらしいものが見えます。平行に細かく筋が入っているのが特徴です。
八峰町岩館 ベースサージ

 その先の岩を見ると、同じ縞模様が見えました。これが、ベースサージです。海岸や浅い海底で火山のマグマが上昇してくると、小爆発(といってもかなり激しいものです)を何回も繰り返します。その時に砕かれた岩片が、横殴りの突風に乗って飛ばされてきます。この突風をベースサージといいます。
八峰町岩館 ベースサージ

 先に進みます。すぐに斜面を登る道がありました。登っていくとその先に灯台が見えてきます。ちごき崎灯台です。
八峰町岩館 ちごき崎灯台

 灯台のまわりの草原は、ツリガネニンジンでいっぱいです。
八峰町岩館 ちごき崎灯台 ツリガネニンジン

 灯台の海側から北側を眺めてみました。岩場が続いています。先に見えるの須郷岬です。
八峰町岩館 ちごき崎灯台から須郷岬

 車を進めます。すぐに国道に出ました。左折し北上を続けます。道の駅八森が見えてきました。ここに車を入れます。
 御殿水があるとも書かれていました。道の駅の北側にある建物の裏にあります。名前は、津軽藩のお殿様が参勤交代の途中にここの水を飲んで褒め称えたことに由来しているそうです。
八峰町八森 御殿水

続く...............

posted by ヨッシン at 23:59| 旅行記