今回は電池切れで、危うくカメラが使えなくなるところでした。カメラは2台用意していたので、2台目のカメラに入っていた電池を使うことで、何とか帰宅するまで持たせることができました。2台目のカメラがなければ、どうすることもできなかったかも知れません。単3電池を買ったら使えるということは、パニックっていた現地で気がついたかどうかわかりません。
カメラには単3型電池の他に、専用のリチウムイオン電池が使えます。予備として持って行っていたのは、単3型充電4本組を2セットと専用リチウムイオン電池です。単3型充電池はエネループです。
エネループは、自己放電が少ないということで、満充電した後10年後でも70%は残っているとか、2000回以上繰り返し充電ができるというのがうたい文句です。
デジタル1眼レフカメラを買って、アルカリ電池を使ったもののすぐに使いきってしまうので、ニッカド電池にかえました。たくさんの枚数は撮れるようになったものの、そのまま放置しておいても数日で放電しきってしまい、使えなくなるというのが欠点でした。何度も使っている内に、すぐに充電もできなくなりました。
そこで新しく買い換えたのがエネループです。何日も持つということで使い勝手がよくなりました。それでも何年か使っている内に、すぐに容量がなくなる電池が混じっているようになってきました。何かの拍子に使いすぎたのだろうというくらいに思っていました。それがだんだんひどくなってくるようでした。
いろいろ調べている内にわかった事は、充電器はニッカド電池を使っていた頃ののものを使用していました。これが完全に対応していないということです。そこで専用の充電器に買いかえました。電池の状態も表示されるようになっています。使ってみると異常と検知される電池も混じっていました。それでも長持ちしない電池があることには気がついていませんでした。
前回の旅行(高峰山)では、あらかじめ充電しておいたのに、いざ使おうとすると電池容量不足が表示され、電池を交換するものの3セットめにやっと使える状態になりました。どうも、電池の容量そのものが少なくなっているのがあるようです。
帰ってきてから調べてみると今ある4セットの内2セットが、充電できるもののすぐに放電してしまうということがわかりました。それなりに使えるものは、3セットと2本です。このうちの1セットは、ふだん持ち歩いているコンパクトデジカメ用で、2本はGPSロガー用の電池です。カメラ2台に使えるのは2セットしかない状態になっています。
不良電池の問題が表面化してきたのは、前々回の旅行(木曽蓼科)で電池を紛失したことが関係しているでしょう。なくしたのは、普通に使える電池だったようです。
エネループは第一世代から第四世代まであります。買ったのは第一世代6セットと第四世代2セット+2本です。そのうち第一世代の1セットと2本は充電もできなくなったので破棄しています。残っているセットになっていない2本は、GPSロガー用に残していますが、これもすぐに放電しきってしまうようです。
今手元に残っている電池を見ると、第四世代のものが1セットと2本しかありません。なくしたものは、第四世代のものということになります。これは最近購入したので、電池が不良になっているとは考えにくいでしょう。カメラに入れるホルダーごとなくしています。
電池をなくして、使える電池がカメラ1台に1セットになったのが、電池切れの問題を頻発させているようです。電池ホルダーの予備があった頃は、使える電池を使い回しするルーチンができていたようです。使えない電池がカメラに入っていることは少なかったようです。
いろいろ考えてみると、電池切れが起こったのが、3日目の栂池だったとするとどうしようもなかったでしょう。予備のカメラは山麓にあるバスの中だったし、アルカリ電池が使えるということに気がついたかどうか、気がついても入手できたかどうかは疑問なところがあります。2日目の終わり頃だったということは、不幸中の幸いとしておきましょう。
<小物の紛失>
電池問題を大きくしたのは、専用のリチウムイオン電池が見つからなかったことも関係しています。いつも入れているところにありません。コンパクトデジカメも充電してくるのを忘れていました。ちなみに、見学の最中に持ち歩いているショルダーバッグの中身は下のようになっています。

簡単に説明します。牛乳パックの下半分を4つ並べて入れてます。横の空いたスペースがカメラの入るところです。型枠をつくってそこに入るようになっています。左側レンズの見えるところがカメラで上向きに入っています。この型枠のために牛乳パックは動き回ることはありません。
牛乳パックのそれぞれの位置は変わることがあります。一緒に入っているものはいつもだいたい同じです。右上のパックには、携帯電話、コンパクトデジカメ、GPSロガー、懐中電灯が入っています。GPSロガーは記録中は首にかけています。ロガー用の電池もこの下に入っています。
右下のパックです。黄色いのが双眼鏡、その右上にあるのが60倍の顕微鏡です。黒いケースに入っています。
真ん中上側のパックに入っているのは、望遠ズームレンズです。ぴったりと収まっています。
真ん中下側のパックです。フィルター類と横のケースが交換用電池です。エネループを買ったときの8本パックのケースに入っています。木曽蓼科では、このケースの代わりに電池の入ったホルダーが入っていました。フィルター類を裸で入れるのは傷がつくのでよくないのですが、気にせずに入れています。この下には、リチウムイオン電池、予備のSDカード、リモコンスイッチが入っています。
他に見えていませんが、ビニールシートとかいろいろ隠れています。
リチウムイオン電池については、帰ってからありそうなところを探したのですが見つけることはできませんでした。これもなくしたようです。
ものがなくなっているのは、フィルター類や予備の電池の入っているパックです。電池の入ったホルダー、フィルターとリングがいくつか、リチウムイオン電池です。フィルターを出すときに、ひっかかって一緒に出てくるようです。
フィルター類と一緒に入っている小物がなくなると困ります。少し改造することにしました。牛乳パックは半分ほどの高さにカットしています。一面を残して切り取り、それを内側に折り込みます。小物類が入る高さのところでフタになるように曲げます。これで小物がフィルターにひっかかって一緒にでてくることはないでしょう。
<経費など>
使ったお金は、ツアー代金6万円弱のほかは4000円ほどです。半分が土産代、残りの大半が飲食代です。パンフレット(プリント)交通費なども支出しています。
歩数です。30日から順番に、16000歩、26000歩、29000歩で、合計は61000歩です。
いつもより少し多めのようです。3日目の栂池での歩数が大きくなっています。自由時間が多いほど歩数が伸びるという結果になっているようです。
−− 完 −−