2020年03月21日

八方お花畑 40 08/01 小谷村 栂池自然園 ワタスゲ湿原へ

 展望湿原からもうせん池に下りている途中で、例の親子連れのうち娘さんの方に出合いました。オコジョを見たと報告してくれました。これがいるとなると見ておきたいものです。場所を聞いたところはっきりとはしませんが、川を横切ったところのようです。楠川という名前が出てきていました。ここからしばらくの間はオコジョ狙いと目標が変わってしまいました。一応この付近で見られるものは見ておくことも忘れません。
 もうせん池から少し下ったところにあるのが銀命水です。ここで湧きだしているのではなくまだ向こうから流れてきているように見えます。手前にある花は無視されています。右手前はオガラバナ左側は?です。
小谷村栂池 銀命水

 水辺にたくさん咲いている黄色い花はオオバミゾホオズキです。
小谷村栂池銀命水 オオバミゾホオズキ

 こちらはオオレイジンソウです。
小谷村栂池銀命水 オオレイジンソウ

 銀命水から下っていくと小川を横切ります。言っていた楠川ではありません。話からでは、オコジョのいた場所がはっきりしていません。ここである可能性もあります。通行の妨げにならない場所で40分ほどようすを見ました。それらしい姿は見えませんでした。もう一つの可能性のある楠川に行きます。
 楠川まで戻ってきました。何組かの親子連れが川原に下りて動き回っています。これだと警戒して出てこないでしょう。付近の花の写真を撮りながら、念のため出てこないかようすを見ました。
 橋の横にあったヨツバシオガマです。
小谷村栂池楠川 ヨツバシオガマ

 ミソガワソウです。
小谷村栂池楠川 ミソガワソウ

 ここでも30分ほどようすを見ましたが、姿を見ることはありませんでした。彼女が通れば話を聞けたのですが、行き違いになったようです。この間に添乗員さんが行って戻ってくるのは見かけました。
 オコジョは夜行性ということもあり、休んでしまったかも知れません。あきらめて下りて行くことにします。
 ワタスゲ湿原まで戻りました。来るときとは反対側の木道を通って戻りました。途中で見かけたものです。
 オトギリソウです。現地では、オトギリソウかシナノオトギリかの区別がついていません。写真の感度がいつの間にか最高の値になっていて、画素が粗く細かいところまで写っていません。花の色からオトギリソウとします。
小谷村栂池ワタスゲ湿原 オトギリソウ

 袋のような実がたくさんぶら下がっていました。カラマツソウでした。
小谷村栂池ワタスゲ湿原 カラマツソウ

 クルマユリです。ところどころで密集して咲いています。
小谷村栂池ワタスゲ湿原 クルマユリ

続く...


posted by ヨッシン at 23:59| 旅行記