ここからリフトであがっていきます。行き着いた先は頂上ではなく、中腹です。まだ別にもう1本リフトに乗らないと上まで行くことはできません。使ってあがっても頂上にいられる時間はそれほどないとのことです。山頂に行けるものと期待していたのですが、いけないとなるとショックは倍増します。気象レーダーのドームも見たかったのですが、見られないようです。
さらにショックなことがいくつもあります。中腹と言われているところの標高はそれほど高くありません。車山には前にも来ています(2015年10月)。この時は車山肩からほぼ水平な道を車山乗越まで歩いています。車山肩はバスの中からニッコウキスゲの群落が見えていた場所です。リフトを降りたところからは、車山乗越と思われる場所はまだまだ上の方にあるようです。
ニッコウキスゲの群生で有名なところなのですが、ほとんど見当たりません。花でも期待を裏切られました。
リフトはあきらめて、いけるところまで歩いて行くことにします。上の方にニッコウキスゲの花の黄色がみえます。そちらに向かうことにします。
花の咲いているところに到着しました。咲いている範囲はそれほど広くありません。まわりが電気柵で囲まれています。視野に電線が入って来るのと、感電が怖いので近寄れないのがネックです。この付近一帯は鹿に相当食い荒らされているようです。

ここから見る車山です。リフトの山頂駅は見えますが、山頂のドームは見えていません。車山乗越は、右端から少し外れています。

ヨツバヒヨドリの花です。白馬では見かけていないような。

鳥がさえずっていました。ホオジロと思っていたのですが、何となく違うようにも見えます。

麓側の景色です。真ん中の小高い丘は八子が峰、その向こうが北八ヶ岳の横岳、縞枯山、麦草峠です。八子が峰の手前に、車山高原の駐車場が見えています。

もう一段上に、ニッコウキスゲの群生しているところがあります。ここも電気柵で囲まれています。

こちら側の方がちょっと広いようです。

さらに引いてみました。電気柵は目線の高さにあります。

ここでは、コウリンカが咲いているのを見つけました。

ハクサンフウロソウでしょう。

写真を撮っていてもう一つショックなことが発覚しました。カメラの電源を入れようとしても電源が入りません。電池切れのようです。予備の電池に交換しても、電池切れの表示が出ます。もう一つ、別のタイプの電池が入っているはずなのですが、それが見当たりません。落としたのかも知れません。
カメラに使える電池は全て空になったようです。充電器は持ってきていませんから、充電もできません。今後の写真をどうとるかが問題になってきています。
続く...............