シナノオトギリです。オトギリという名前は、鷹匠が鷹を治療する秘密の薬草を、弟が他人に漏らしたのに怒って切り捨てたことに由来するそうです。漢字で弟切と書きます。切り捨てたときに飛び散った血が葉っぱや花に黒い点として残っているそうです。つぼみや咲き終わった萼の裏面に点線のように並んだ筋になっています。

キバナノカワラマツバです。横の札を見ています。こんな感じのものかと思っていました。ここのものは花は終わっています。細い葉っぱが松葉の由来なのでしょう。

イブキジャコウソウです。これも岩の陰に密集して咲いていました。

大きな群落になっているのはハイマツです。この付近ではたくさんあります。

尾根の北側にまわってみました。雪渓とその先に池が見えます。目的地の八方池です。

先ほど雲の間からわずか見えていた白馬連山はほとんどみえなくなりました。

八方池の方に下りて行きます。降り始めたところで白っぽい石が露出しています。この付近は蛇紋岩ばかりではないようです。

細い白い花びらの花はミヤマカラマツです。

スミレですが詳しいことはわかりません。

八方池の手前にも小さな池がありました。

続く...............