公衆トイレから一番右側の枝道を進んで行きます。すぐに左側からの道と合流します。その先にケルンが見えてきました。これが第2ケルンです。先ほど見えていたものより小さくて頭が尖っています。ここで標高は2005mになります。GPSロガーの記録は登り時が2007m下り時が2014mになっています。

尾根道に出ると先ほど通った雪渓を見下ろすようになります。

まだ先に先ほどのケルンが見えています。八方ケルンということになります。八方池はこの先になります。ここまでの道は険しそうです。

向こう側には、雲の合間から切り立った山が見えています。白馬鑓ヶ岳と唐松岳の間にある不帰(かえらず)のキレットです。

山を登りながら花を見ていきます。岩の間で咲いている白い花はクモマミミナグサです。ハコベのような花です。

クロマメノキです。赤みがかった壺型の花が付いています。

10分ほどで八方ケルンに到着しました。標高は2035mになります。

南側の斜面です。かなり急です。大きな草が生えていません。地肌がむき出しになっている所もあります。雪が滑っていくからでしょうか。

このあたりは少し平らになっています。周りにある灌木です。濃い色の木はハイマツ、明るい色の木はコメツガです。

ケルンから下を見下ろしたところです。真ん中に公衆トイレ、その左手前に第2ケルンが見えています。

続く...............