2020年02月17日

ベテルギウス

 昨年末から、オリオン座のベテルギウスが暗くなっていると話題になっていました。最近は、明るさが1.5等よりも大きくなっているそうです。ということは1等星ではなくなっていることになります。明るさ的には横にあるベラトリックスと同じくらいの数値のようです。
 暗くなったために、冬の大三角の見え方も変わってきているとか。この機会に一度というか何度か見ておこうと考えました。その時はまだ満月前だったので、月明かりの影響とかがあって見づらいと考え、月明かりのなくなるまで待つことにしました。13日を過ぎれば、月が出てくるのが夜中をまわります。この日以降かなと考えていました。
 ここ2−3日は天気が悪く星は見えませんでした。今日も天気予報は曇りで星は無理かなとあきらめていました。昼過ぎくらいから雲の切れ目が出始めて、運が良ければ星が見られるのかなという状態でした。問題は、昨晩あたりから風が強く。ものが飛ばされそうになっているということです。実際、庭においてあるビニールハウスが風で転倒しました。中のものを整理し直そうとすると、下に敷いてあったトレイが1枚飛ばされていきました。これは何とか回収することができました。
 気温もぐっと下がってきています。今年は暖冬のわりには、立春過ぎから寒い日が増えています。ちょっと堪えます。
 9時過ぎから、冬の大三角が見える位置に来たので見てみました。確かに、冬の大三角はわかりにくくなっています。北極星も見えていますから写真を写すことにしました。カメラの置ける場所の関係で、アストロトレーサを使うことにしました。
 ピント合わせにバーティノフマスクを使おうとしたのですが、これが風で飛ばされてしまい行方不明です。明日明るくなってから見つけられるやら。予備もあったはずですが見当たりません。旧式の方法でピント合わせをします。一応写した写真です。
ベテルギウスと冬の大三角
PentaxKP+55-135zoom F4.5 f=24mm 55sec ISO800 画像処理をしています
 ピントが少し甘いのか、画像処理のせいなのか、星の明るさはほとんどかわりません。比較写真も載せます。2015年3月宿毛市で写したものです。
ベテルギウスと冬の大三角


posted by ヨッシン at 23:59|