甲州街道を進んで行くと、秋宮に着く手前に宝物殿の入口がありました。ここを通っていけば近道になるのですが、工事中で通りぬけられるかどうかわからなかったので、正規のルートから行くことにしました。

鳥居の前にでます。この前から真っ直ぐに参道が延びています。

鳥居の下から参道を進んで行きます。神社らしい建物が見えてきました。神楽殿です。道の真ん中にある大きな杉の木は、寝入りの杉というそうです。

吽行の狛犬です。犬というより獅子です。

神楽殿です。三方切妻作りという形だそうです。ハの字型の屋根が三方にでているという意味です。左側が正面で、大きなしめ縄がつり下げられています。

まわっていったところに拝殿があります。

相方は、この間におみくじを買っていました。出てきてから何かを探しているようでした。おみくじの木がないので、それを探しているのかと思い、ルール(原則持ち帰り)を説明したら、そのことはおみくじに書かれていたとのことでした。
一応、神様にあいさつしておきます。拝殿の前では、空くのを待っている人がいました。断って先に拝ませてもらいました。
気になるのは、御柱です。拝殿の右手前に1の柱がありました。

バスの中で、御柱について運転手さんから説明がありました。諏訪大社では神様は、4隅に立てた柱の間に鎮座されるそうです。これが1の柱から4の柱までになります。屋根はなく柱だけです。6年ごとにこの柱の立て替えをします。4社ありますから、柱は16本必要になります。これを運んでくる行事が御柱祭で、その途中で坂を下って行くときのものが有名で。ニュースなどで報道されたりします。
交換した古い柱は、全国の諏訪大社にお裾分けするそうです。壱岐島でみた御柱もこの一つなのでしょう。
拝殿の前には天覧の白松というのがあります。三葉松だそうです。

拝殿を取り囲んでいる塀ぞいに奥をみると別の御柱が見えます。4の柱です。

参拝が終わって入ってきたところに戻っていきます。途中にさざれ石と書かれた大きな石が置かれていました。さざれ石というのは小石のことです。こういう間違いは全国至る所でみられます。あまり詳しく見ずに素通りしました。写真で見ると、レキ岩ではなくハイアロクラスタイト(水冷自破砕溶岩)のように見えます。だとしたら、横に書かれている膠結作用によってできたという説明も間違いということになります。

続く