2020年01月24日

高峰高原 16 05/31 東御市池ノ平湿原

 池ノ平湿原は、火口原が湿原になったと書かれていました。地形を見る限りでは、地滑りの跡のように見えます。山が馬蹄形に取り囲み、反対側は少し盛り上がりその内側に湿地ができます。大きな山の斜面ではないので、火口の一部が南側に滑っていったのでしょう。火山ではよくあることです。
 馬蹄形に取り囲む山の方角です。外輪山の扱いになっています。雲上の丘、見晴岳とか名前がついています。
東御市池ノ平湿原

 湿原の真ん中付近からみた、外輪山のない方向です。崩落地岩場と書かれています。向こう側の山は黒斑山です。雲は完全になくなっています。
東御市池ノ平湿原

 湿原内では、全く花を見かけませんでした。湿原はあっという間に突き抜てしまいました。その先に、大きな岩が積み上がっているような所があります。忠治の隠れ岩と書かれています。国定忠治のことでしょう。ふるさとの群馬県との県境まで1kmちょっとです。
東御市池ノ平湿原忠治の隠れ岩

 この岩場の近くで、何とか見つけたのはショウジョウバカマでした。
東御市池ノ平湿原ショウジョウバカマ

 湿原に沿って北側に行ったところに水のたまっているところがあります。鏡池です。池塘ということいになっています。向こうに見える山は篭の登山です。
東御市池ノ平湿原鏡池

 湿地の表面です。細長い植物は、ヒメシャクナゲかな。遠くてよくわかりません。地衣類のようなものも見えています。
東御市池ノ平湿原鏡池

 この一画だけさくらの木があって、花が咲いていました。
東御市池ノ平湿原サクラ

続く........


posted by ヨッシン at 23:53| 旅行記