親水広場からは、農場の縁に沿ってエントランスの建物群のある所に戻っていくことにします。わさび畑を横切って外周を巡る道路に出ます。その外側には川が流れています。水はきれいで、水草がたくさん生えています。何種類かありそうです。

下流側です。水はゆったりと流れています。水量はかなり豊富なようです。

水車小屋が見えてきました。黒澤監督が映画を作るために作ったものだとか。建物の作り方に映像向けの工夫があるとか。確かに絵になります。水路の上をカヌーが進んできています。カヌーで水辺を巡るツアーもあるようです。

ここでは、二つの川が合流しています。手前側を蓼川といい、安曇野で湧き出した水が集まって流れている川です。左側の中島の向こうを流れているものは万水川といい、山の方から流れてきたものです。二つの川は合流した後、川の水はほとんど混ざらす並んで右奥の方にながれていきます。農場に入る手前で二つの川を渡りました。この万水川と蓼川です。

水辺に咲いていたキショウブです。帰化植物です。繁殖力が強いので要注意外来植物に指定されています。

蓼川の中にみられた水草です。これは葉っぱが大きめなものです。

細長い紐状のものと、丸いこんもりとしたかたまりになっているものもあります。

安曇野にわさび畑が多いのは、湧きだしている地下水が豊富なのを利用しているでしょう。
道脇の石に、男女の像が彫られています。道祖神です。信州から越後にかけては、このタイプのものが多いと雪国植物園で教わりました。

よく見るとたくさん並んでいます。ここに移設しているのでしょうか。元々はムラの入口などにおかれていたようです。

一番大きかった道祖神です。

続く..........