2019年12月19日

木曽路コケと渓流 16 5/01 茅野市おしどり隠しの滝コケ

 おしどり隠しの滝を流れる川に生えているコケは、何となくチャツボミゴケににているような気がします。鳥海山獅子が鼻湿原で見たコケです。この時は、遠くから見ただけなので、細かい特徴まで見ることはできませんでした。といっても、今回もそれほど詳しく見たわけでもありません。全体的に細かく滑らかな感じと、水のかかるところから水中に生えている点ぐらいが相似点です。
 酸性水に育つようです。チャツボミゴケとするとここの水も酸性がかっているのでしょうか。
茅野市おしどり隠しの滝 コケ

 斜面にコボコボッとできているところのものです。
茅野市おしどり隠しの滝 コケ

 一部を拡大してみました。
茅野市おしどり隠しの滝 コケ

 獅子が鼻湿原では、冬に枯れたところは茶色い土のかたまりのようになります。この岩のように見えるものもそれとよく似ています。
茅野市おしどり隠しの滝 コケ

 滝から奥に遊歩道が続いています。この川沿いにあるいくつかの滝を巡っているようです。隣の王滝まで片道30分です。往復するとここでの見学時間を使い切ってしまいます。行きかけたのですが、途中は林の中で川も見られそうもないのでやめにしました。
 おしどり隠しの滝周辺でもたくさんの湧き水が見られます。湿っているのでコケもよく育っています。水受けの甕もコケに覆われています。
茅野市おしどり隠しの滝 コケ

 湧き水が水滴となって落ちているようすを写してみました。全体的に暗いのでこれが限界です。
茅野市おしどり隠しの滝 コケ

 おしどり隠しの滝から引き返します。明治温泉の前の道脇にはまだたくさんの残雪が見られました。
茅野市おしどり隠しの滝 残雪

続く.....


posted by ヨッシン at 23:54| 旅行記