今年のゴールデンウィークは、天皇の交代による休日が加わり10連休となります。あまり長い連休だと、観光地は人でいっぱいになります。人混みの中の観光は避けたいものです。こういうときは、出歩かないに限ります。
今年の月のようすをみると、月初めが新月になります。星見もしたいので、この前後の期間が旅行日となります。5月の初めは、この長い連休とぶつかってしまいます。あまり積極的には考えてませんでした。
6月に入ると梅雨になり7月はまだ雨のシーズンです。雨の時も動きたくありません。梅雨のない北海道とか、梅雨の明けた沖縄とかのツアーがあれば乗っかるところです。どういうわけかあまり気にいったものは見当たりません。北海道のツアー先はほとんどが行ったことのあるところです。
今年はこういう理由で、5−7月までの旅行はあきらめていました。冬から春の旅行もうまく組めなくてしっかりと動けていません。3月の終わりに、小さめの越後方面へのツアーを何とか見つけて、滑り込ませた程度です。あまり動かないのは旅行の虫の居所が悪くなって来ます。
旅行会社のパンフレットを見ていると、行ったことがないというより、それどこという場所を並べたツアーがありました。泊まるところは高原のようです。星を見るのには良さそうです。星見を目的でいってみるのもいいのではと考え始めました。
パンフレットに書かれている見学場所とその説明です。夕森公園:竜神の滝とブルーの絶景。油木美林:清流で凉を満喫!大樹の森林帯で大自然を満喫、こもれびの滝と不易の滝と苔の絶景に癒やされてください。尾の島渓流:神秘の清流と青苔。蓼科大滝。おしどり隠しの滝。御射鹿池:有名な美しき水面鏡。苔の森:一面に広がる神秘の青苔。白駒池:天空の湖
滝と渓流がメインのようです。苔のきれいなところが多いようです。苔を見に行くのも悪くないでしょう。現地までの交通機関はバスになります。
星を見るとして宿のことが気になります。詳しく調べてみることにします。宿は木曽御岳温泉・御岳ゴルフ&リゾートホテルです。ゴルフ利用者の宿泊施設のようです。ゴルフはスキーと違ってナイター営業がありませんから、照明は強くても知れているでしょう。広々としたところでプレーをするので、空の開けたところはありそうです。部屋にバストイレがないようです。風呂は室内のものは滅多に使いません。大浴場があれば問題なしです。トイレは、夕方以後に水分の取り過ぎなければ特に問題なしです。リゾートホテルでランクがCというのが気になりますが、トイレがないということでの評価なのでしょう。
あまり苔を中心にみたこともないので、いちどじっくりと見てみるのも良いかなという気になってきました。申し込むことにします。日程はたくさんありますが、この連休にいくところを探していということもあります。あまり遅くのものは遠慮しておきます。かなりたくさんの日程があります。5月5日が新月なので連休中の遅い方がいいことになります。逆に遅くなると料金が高くなります。安めの27日30日2日のどれかになります。遅い方がいいことと、2日は満席だったこともあって30日にします。29日高槻出発というのもあります。ネットの大阪市内発のページのみチェックしていたので気がついていませんでした。出発地は、天王寺・難波・梅田・新大阪から選べます。選ぶとしたら一番近い新大阪でしょう。
タイトルは1泊4食付き標高1200m高原リゾートホテル苔むす油木美林&白駒池・苔の森 秘境尾の島渓流 癒やしの緑凉7景&5つの滝めぐり2日間です。長いタイトルです。メインは最後の16文字なのでしょう。
観光地を順番に詳しく調べてみます。一番目の見学地は夕森公園と竜神の滝です。中津川から阿寺断層の谷に入った奥にあります。二番目は油木美林です。御嶽山のロープウェイまで登る途中にあります。ここでは滝を2つみます。3番目は尾の島渓流となっています。探したのですが、そういう場所は見つけられませんでした。尾の島の滝というのを見つけることはできました。たぶんこの近くなのでしょう。油木美林の北側、開田高原にあります。
2日目です。蓼科大滝−徒歩−おしどり隠しの滝(50分)−バス−御射鹿池(20分)−バス=苔の森−徒歩−白駒池(50分)となっています。茅野から入ると苔の森・白駒池は北八ヶ岳に向かって走り、麦草峠を越た先にあります。蓼科大滝は北に向かうビーナスラインに入ってすぐの蓼科温泉の近くです。逆に、おしどり隠しの滝・御射鹿池は南寄りにだいぶ入った奥蓼科温泉にあります。
蓼科大滝とおしどり隠しの滝はだいぶ離れています。徒歩では無理でしょう。この記述は間違っているようです。逆に、おしどり隠しの滝と御射鹿池はすぐ近くで、バスが走りそうな道はありませんから、この間は徒歩なのでしょう。
白駒池は見つけることができました。麦草峠を越える道路からだいぶ入ったところにあります。道路沿いの駐車場から白駒池までの間を苔の森というようです。周辺のパンフを見ていると、白駒池を中心にして付近一帯にいろいろな苔が生えていて、その種類数は485におよぶと書かれています。裏面には代表的な苔の種類が載せられています。このパンフをダウンロードして印刷しておきました。インクジェットプリンターなので、濡れるとにじんできます。そうなるまでに現地で入手できるでしょう。
前回の旅行にでようとしたところ、トレッキングシューズがぼろぼろだったので履いていけませんでした。新しいものに買い換えておきます。同じメーカーの製品です。これだといきなりでも靴擦れはすることはないでしょう。バッグも見にいきました。いくつか良さそうなものがありました。やはりどれくらい大きくなっているかわからなかったということで、買うまでの踏ん切りがつきませんでした。
カメラ類の小物を入れるバッグはショルダーバッグにします。牛乳パックは有効だったので、今回も使うことにします。何とかうまくいったようで必要がないのですが、カメラの入れる場所を確保するための枠も作っておくことにしました。予備の電池とか小さなものは巾着袋に入れていたのですが、箱に収まっているということでそのまま入れることにしました。
出発直前に天気予報をチェックしました。予報は芳しくありません。星見は無理などころか雨も降ってきそうです。赤道儀はおいていくとして、念のため三脚だけは持っていくことにいくことにします。合羽は必要でしょう。朝晩の気温が一桁になりそうです。手袋とかセーターとか寒さ対策も考えておきます。
出発前々日の日曜日に、障子紙を貼り替えていると、急に腰が痛くなってきました。今まで何度もこれで数日間動けなくなったことがあります。ぎっくり腰の症状に似ていますが、きっかけに一撃がなく、じわじわっと痛くなってきたということで、それではないと思っています。
早めに気がついたので、腰に負担がかからないようにして、古い湿布薬を取り出して貼っていたら少しは楽になってきました。重たい赤道儀を持っていかないことにしたのも、このことも一つの理由です。
2019年12月04日
木曽路コケと渓流 01 出発まで
posted by ヨッシン at 23:50| 旅行記