2019年11月12日

春の妖精を探して 06 3/30 雪割草の里から長岡へ

 昭和の中頃に山野草がブームとなり、各地の野草がだいぶ持って行かれたようです。日本各地の雪割草もほとんど採集され、野外ではほとんど見かけることがなくなっていたそうです。雪割草の里では、種から育てた物を野外に戻すことで、やっとここまでたくさん見られるようになったそうです。
 雪割草の花です。
大崎雪割草の里 雪割草

 ゼンマイのようなシダ植物の若芽です。
大崎雪割草の里 ゼンマイ

 ふきのとうです。これくらい咲いていても食べられるそうです。ふつうのふきのようです。
大崎雪割草の里 ふきのとう

 これで園内を一周し終わりました。ビニールハウスに戻ります。いくつかあるビニールハウスのうちの1つをのぞいてみます。雪割草がいっぱい咲いています。
大崎雪割草の里 雪割草の栽培

 まだ時間がありますので、もう一度見に行こうとしました。坂道を登っていきます。斜面の雪割草の群落です。
大崎雪割草の里 雪割草

 再び雪割草の花です。
大崎雪割草の里 雪割草

 ちょっと進んだ所で雨が降りだしてきました。だんだんひどくなってきます。ビニールハウスに戻ることにします。ハウスに着く頃には本降りになってきました。寒冷前線が通過しているような感じです。30分ほどでやむでしょう。バスの出発時間にはやんでいそうです。
 ビニールハウスの販売用の花を見て時間をつぶします。八重咲きのものがありました。おしべが花びらに変化したという説明でした。花びらもおしべめしべも元々は葉が変形してできたものです。うまく花びらやおしべになることができなかったのでしょう。
大崎雪割草の里 雪割草

 雨はやむと思っているものの、出発時間が迫ってくるとだんだん心配になってきます。ビニールハウスを叩く大きな音が聞こえますが、誰もいなくなってきたので、バスの方に移動することにします。外に出るとそれほど雨がひどいと感じませんでした。小降りになってきたのか、それともビニールなので音が大きかっただけなのかよくわかりません。
 バスは長岡の宿に向かって走っていきます。道路の斜面に黄色い花が咲いているのが見えました。信号で止まっている間に写したものです。スイセンでした。
長岡市 道路沿いの水仙

 宿に到着です。ビジネスホテルなので、夕食はついていません。代わりにツアーで弁当が用意されています。周囲にレストランが何軒かありますから、そこで食べる事にして、弁当は明日の昼食にします。部屋に入るとすぐに冷蔵庫に入れました。朝出すのを忘れそうなので、冷蔵庫の前に荷物を置くようにします。
 商業施設集中地域なので、何か買い物ができそうな施設がありそうですが、何もありません。大型家電、靴、紳士服、スポーツ用品、車用品といったいまはいらないものばかりです。フロントで、何かないか聞こうとしたら、土産物屋さんのことを聞いている人がいました。遠いのですが一緒に行くことにしました。
 いったのは百貨店の出店のようなところでした。駐車場とか生垣とかはまだ工事中で、建物でもできたばかりのようです。土産物はそれほどなかったのですぐに買い終わりましたが、一緒に来た人はと探して見ると、カウンター前に座っています。荷物を発送するようです。終わるのを待つことにしました。ところがなかなか終わりません。結局30分もかかっていました。店員が全然手慣れていないようです。そういえばレジ打ちもだいぶもたもたしていました。
 そこから前にあったスーパーをのぞいてから宿に戻りました。片道20分近くかかっていました。
 宿に着いてからはわかれてレストランに行きます。1件目はカニ料理の店です。パスします。2件目は、釜飯専門店で、できるまで20分以上はかかるそうです。ここもパスです。結局3件目のラーメン専門店にしました。探すのも面倒になっています。
 食事が終わって、部屋に戻ります。冷蔵庫の中を見るとそれほど冷えていません。よく見ると、電源スイッチを入れてくださいと書かれています。スイッチをオンにします。中に弁当を入れていた意味がなかったようです。
 星は出ていません。星見は中止です。大浴場がありますから、そこに入ってから寝ることにします。
続く..........

posted by ヨッシン at 23:59| 旅行記