魚野川の流れは、このあたりまでくるとだいぶ小さくなっています。道から離れていきます。その向こう側には雪をかぶった山が見えています。谷川岳があるはずですが、雲の中でどれかわかりません。

トンネルをぬけてその先の水上ICから高速道路をでて、Uターン気味に進んで行きます。通りぬけた谷川岳方面です。こちら側から見ても雲の中のようです。

バスはだんだん山の中に入っていきます。途中に湖があってその上を渡ります。藤原湖です。

このあたりでは林の中を走っています。一瞬見えた湖対岸の山です。だいぶ紅葉が進んでいます。

水上高原に到着です。だいぶ前に日は沈んでしまったようです。空は明るいので山はまだ何とか見ることはできます。左側が巻機山、右が小川岳です。空にあった雲はだいぶ薄くなってきているようです。

宿に着いてから食事までしばらく時間があります。星を見る場所がないか確認します、外に出てみると、建物の最上階から下向きに探照灯が設置されています。これでは星を見ることができません。宿のパンフレットを見ると、星の観察会をやっているようです。そこを使わせてもらうことができるか聞いたところ、私有地ということで許可が下りませんでした。宿のオーナーがヘリでここにくる時に使っている場所のようです。残った場所は宿の看板の陰くらいしかなさそうです。観察会の間は、参加してこっそりカメラで写していることにします。
夕食会場のレストランに行きます。食べていると、サンダーバードで隣だった人が相席をいってきました。ほとんどの席が埋まっています。当然OKです。今晩、何かすることがないかというので、星の観察会のことを教えてあげました。参加するようです。
食事が終わって、時間前に集合場所のロビーに行きます。30人ほどが集まっていました。時間になってパンフレットをもらって観察会会場まで移動します。
説明を聞きながら、カメラで写真を撮ります。もちろんカメラは予備のものです。赤道儀をセットするのは大がかりになります。赤道儀には載せますが、セットはしないでそのまま写します。当然露出を伸ばすと星は流れます。
写した写真です。ペルセウス座からカシオペア座です。露出は12秒です。

頭上付近、はくちょう座からカシオペア座にかけての天の川です。

ペルセウス座からカシオペア座付近です。露出を伸ばして写してみました。約1分間です。木の先が緑色に光っているのは説明用のレーザーポインターの光です。その左下木の間で光っているのはすばるです。

写真にレーザーポインターの影響はないのかなと思っていたのですが、そうでもないようです。この写真の左下側が何となく緑っぽくなっているのは光をもらったためのようです。灯台の光ではそれほど影響がありませんでした。筋がはっきり見える分だけ強力なのかも知れません。
写真にはわし座のアルタイルを真ん中にした2つの星の並びが写っています。その下の天の川も何とか写っています。

観察会が終了したので、ここでの撮影は終了です。ペガスス座の形がわからないといっていました。教えてあげた方がよかったのかな。すばるも見つけられていませんでした。
続く............