バスに乗ろうとした時に、カバンの中を見るとカメラの交換レンズが1本入っていません。カモの写真を撮ろうとしたときに、レンズを交換するために外したレンズを近くにあった台の上に置いたのは覚えています。そこに忘れたと思い、添乗員さんに許可を取ってからから取りにいこうとしました。走り出したら、上着のポケットで何かが振り回されているような感じがします。調べてみたら、カバンに入っていなかったレンズでした。ダム堤の向こうまでいかなくて済みました。
バスはダムからさらに奥に進んでいきます。湖が切れたところで沢を渡ります。沢の奥に砂防ダムがみえています。黒又沢といいます。沢沿いの紅葉はきれいです。奥の方には雪をかぶった山が見えます。中ノ岳から八海山につながる尾根の一部です。大きく窪んだところがあります。地形図を見ているとオカメノゾキというのがあります。それでしょうか。

バスはさらに別の沢を横切ります。両側の斜面は切り立っていて、岩がむき出しになっています。三国川です。さぐりがわと読みます。

しばらくトンネルをぬけたところで、もう一つ別の川に架かる橋につきます。バスはその手前にある駐車場に入ります。ここが十字峡公園になります。もらっていた予定表ではしゃくなげ湖の次に奥五十沢渓谷を見ることになっています。ここについたときはそのことは頭の中には入っていませんでした。
橋の上から見た三つ目の沢です。緩やかな斜面の谷となっています。谷底の幅も広くなっています。下津川といいます。

沢の下流側です。右岸に公園があります。向こうに見える山の紅葉がきれいです。下の方に道路があります。三国川ダムを出た後、通ってきた道です。とするとその手前側にはしゃくなげ湖があるはずです。ここからは見えません。

公園の奥まで行ってみました。沢があって先に進めなくなっています。2番目にみた三国川です。

三国川の下流側では、さらに別の沢と合流しています。黒又沢です。向こう側に砂防ダムの見えた橋が写っています。三国川は右側から流れてきています。河原の石の色が黒又沢と三国川で違っています。背後の山を作っている岩石が違っているのでしょう。

このあたりでは、三国川に黒又沢、下津川と近距離で順番に合流しています。全然気がつかなかったのですが、下津川黒又沢を結ぶ線と三国川は直角に交わっていることから、十字峡という名前がついているようです。この付近の川の小さな曲がりに気をとられすぎていました。ちなみに奥五十沢渓谷はここから上流部の三国川ぞいをいうようです
あまり遠くまで見に行く時間はありません。ここから引き返します。
バスに戻ると発車します。しゃくなげ湖を来た時とは反対側の岸を三国川ダムの方に向かって進みます。その後は、ダム堤を渡らず、すぐ横からトンネルをぬけて山を下りて行きます。バスがぐるっと回ったのは、道が狭いために大型車は右回りの一方通行になっているためのようです。
斜面を下りきる手前の道沿いにサルがいるのが見えました。バスの前を横切って墓地の前にある石の上に座りました。どこかに行ってしまうと思ったので準備が遅れました。写せたときには、どこかに行ってしまった後でした。ここにいましたよという記録です。

バスは三国川に沿って下っていきます。川を横切ったときに見えた時ものです。このあたりでは山間田園地帯を流れる川という感じになっています。

続く...............