2019年09月28日

関越索道旅 02 11/01 新潟に向けて

 朝の出発は、余裕をみてといろいろ考えているうちに、でるのがだいぶ早くなってしまいました。駅について電車に乗り込みます。ちょっと込んでいます。背負っているリュックを降ろそうと動かしたら、隣の人のカバンの紐と三脚の留め金が絡みついてしまいました。手が届かないので外すことができません。満員電車ではリュックを下ろした方がいいのですが、カバンを引っ張ることになります。しかたがないのでそのまま背負っていきます。新大阪が近づいて、カバンの持ち主が絡んでいるのに気がつきました。他の乗客も一緒になって外してくれました。
 新大阪についたのは7時ちょっと過ぎ、そのまま大阪駅の集合場所に行っても間に合いそうな時間でした。ホームを移動して、列車がくるまでだいぶ待ちました。所要時間の計算間違いをしていたようです。
 列車がやってきて乗り込みます。指定された座席は窓側です。通路側の席は京都から乗ってくる人のために空いています。席に座ってすぐに発車となります。アナウンスを聞いていると、次の停車駅は高槻です。最近、一部の列車が停まるようになりました。わかっていればここから乗れるように算段するところです。朝はさらに20分ほどゆっくりできます。
 京都からの人達も乗ってきました。これでツアー客全員がそろいました。列車は湖西線を進みます。比良山系の山々に雲が影を落としています。不思議な模様を作っていたので写してみました。
比良山地

 写真を撮っていると、隣に座った人から山の名前を聞かれました。長いこときていないのでど忘れしています。山頂に建物が見えていますから、蓬莱山か比良山のどちらかです。位置関係がしっかり思い出せませんでした。武奈ヶ岳のことも聞かれましたが、こちら側からは見えません。
 近江舞子に近づいたところで、列車は減速しました。駅はそのまま通過しても速くなりません。それどころか急ブレーキで完全に停まってしまいました。チャイムの音がしていましたから緊急停止信号が発信されたのでしょう。これだけでは事故の場所は不明です。しばらくしてから、停止信号の事がアナウンスされました。その後わかったのは、この先に北小松駅付近で対向の普通列車が異音を感じたということでした。10分ほどすると動き始めました。問題の列車ともすれ違います。
 この時点での遅れは13分だそうです。金沢駅での新幹線への乗り継ぎは8分しかありません。5分くらいなら待ってくれるだろうと思っていました。列車の遅れはその後少しも回復せずに、13分遅れで富山駅に到着です。その前の車内アナウンスによると、金沢での乗り継ぎ新幹線つるぎは、待たずに先に出るとのことです。
 つるぎに先に行かれてしまいましたので、金沢では次にくるはくたかを待つことになります。その間に、添乗員さんがはくたかの座席指定が取れないか、手配してくれましたが無理なようでした。自由席になります。JRの責任で乗れなかったにもかかわらず指定席料金の返還はありません。
 添乗員さんが早めにホームに案内してくれたおかげで、はくたかの自由席には余裕で座ることができました。後からきた他社のツアー客はかなり分散して座っていたようです。20分ほどなので立っていても別に問題はありませんでした。
 富山に着いてからは、駅前の駐車場で待機していたバスに乗ります。前回来た時に比べて、駅前が広くなっています。バスの席は右側になります。大きな荷物をトランクに入れて、昼食などを入れたサブザックとカメラ類の入っているショルダーバッグを持って乗り込みます。
 ここからのコースは、六日町に行くので、高速で上越市まで行き、そこから北越急行沿いに走っていきそうです。最初は高速道路に入ります。このあたりから見える立山連峰が気になります。雪のかぶっている山がいくつか見えます。立山のありそうな方向です。見えていたのは剣御前のようです。
富山平野から剣御前

 その横にある別の山です。白馬岳になります。どちらも山頂付近は雲の中です。
富山平野から白馬岳

 朝日を過ぎると、山は低くなったもののだいぶ近づいてきました。この間に景色を見ながら昼食を食べます。バスは親不知を通過します。山の木々の中には黄色く色が変わっているものがみられます。
親不知付近 紅葉

 バスは上越ICで高速道路を下ります。その手前の名立谷浜SAで一回目の休憩が入りました。ここからは日本海方面がよく見えます。新潟県の海岸線方向です、柏崎からまだまだ先まで続いています。
名立谷浜SA 日本海

 上越ICで下りてからの予想は国道253号線です。予想した通りにバスは走っていきます。方角としてはまっすぐ東です。だんだん山間に入ってきます。横を流れる川の水は濁っています。大雨でも降ったのでしょうか。保倉川という川です。
保倉川

 峠に近づいたところの景色です。手前がわの斜面の木々はだいぶ黄色くなっています。それに対して、奥の方の山はほとんど変わっていません。
山の紅葉

続く...............

posted by ヨッシン at 23:26| 旅行記