2019年09月27日

関越索道旅 01    出発まで

 年内にもう一回くらいはどこかに行ければと考えていました。といっても、行き先を考えて計画を立てるという余裕はありません。10月末から11月はじめとなると紅葉が見られるか終わっているかぎりぎりの所でしょう。一応みられるものとして、紅葉の絡んだおもしろそうなツアーが何かないかとみていると、A社のパンフに2件ほどありました。新潟県の下越地方をめぐるものと、関越地方をめぐるものです。関越地方のものは、一度いったところがコースのメインタイトルの中に入っています。ということで、下越を第1希望、関越を第2希望とします。申し込みはしばらく置いておくことにしました。
 中国地方の旅行から帰ってきてから、申し込もうとすると下越のものは全て満席になっていました。関越のものを申し込むことにします。候補を選んだときにもしていますが、再確認をしておきます。まず日程の合うものがあるかどうかです。11月の新月は8日です。1日出発というのが最後です。この日は下弦になっています。星を見るなら、もう1−2日後にしたいところですが、あまり後に伸ばすと紅葉も終わってしまうでしょう。日付が変わる頃まではみていないので月明かりの心配しなくて済みます。OKとしましょう。
 2番目は宿から、星が見られそうな所があるかどうかです。どちらも、スキー場の中のホテルです。ゲレンデがあるので、空は開けているでしょう。夜間にスキーをするための照明がありますが、この時期はまだやっていないでしょう。これもOKとします。どちらも標高が1000m近くと高いという点は魅力です。関越のツアーに申し込むことにしました。ツアーのタイトルは、「紅葉の奥只見湖遊覧とドラゴンドラ・谷川岳3日間」です。
 コースの概略です。1日目は特急と新幹線を乗り継いで富山まで行き、そこからバスで六日町の方に向かいます。途中の立ち寄りどころは蒲生の棚田、竜が窪です。六日町で夕食を食べた後、苗場に向かいそこで宿泊です。集合場所は大阪駅で、新大阪・京都から直接電車に乗ってもいいことになっています。新大阪から乗ることにします。夕食は、海鮮丼か肉丼のどちらにするかを申し込むことができます。食べる場所は内陸に入ったところだし、食材は北海道産のものを使用するということで海鮮丼は却下、肉丼ももう一つですがこちらにする事にします。
 2日目です。宿からゴンドラで山に上がり、別のロープウェイで下りてきます。昼食をとった後、しゃくなげ湖、奥五十沢渓谷、十字峡をみた後、八海山ロープウェイに乗ります。その後は水上高原に向かいそこで宿泊です。
 3日目です。まずは谷川岳ロープウェイに乗ります。下りてきてからは奥只見湖の遊覧船を乗りに行きます。その後は、富山まで戻り新幹線、特急と乗り継いで大阪まで帰ってきます。
 
 今回の旅行では、出発前にやっておかないといけないことがあります。一つはカメラのトラブルの対処です。1年ほど前から電池の交換の時に、日付がリセットされるということが起こっていました。それがだんだんひどくなって、最近は5秒ほど電池を抜いただけで発生するようになっていました。カメラの設定とかは残っています。時計保持用の内蔵バッテリーがだめになっているようです。修理に出すことにしました。
 初めは2−3週間ほどかかると言われました。旅行に間に合わないかも知れません。もう一台あるのでこちらを持っていけば何とかなります。実際のところは一週間で戻ってきました。これで、カメラの問題はクリアです。こちらのカメラを主として使うことにします。念のためにもう一台のカメラも持っていくことにしました。
 次にある問題点が旅行時の小物入れです。ウエストバッグかショルダーバッグがあります。今回は飛行機に乗らないので、ショルダーバッグにします。どちらの入れ物でもそうですが、中に入れたものが歩いている間に底の方に集まってしまい、ごっちゃになっています。必要なものを取り出すのにいちいち探さないといけないし、カメラを出した後、戻そうとするときに底の方に集まったものを寄せてカメラを入れる場所を作らないと入りません。何とか動かないようにしようと考えていました。
 初めのうちは、上の方から袋のようなものでつり下げる事を考えていました。適当な袋がないか探してみました。いくつ必要か考えてみたら結構あります。うまくつり下げる方法もありません。この方法はなかなかうまくいかないようです。
 次に考えたのは、カメラバッグにあるしきりのようなものを作るということです。横に動かないように枠だけ作っても、下の方に潜り込んでしまうでしょう。そうなれば意味がありません。底部も含めて作るとなると大変です。
 いろいろ考えている内に見つけたのが牛乳パックです。この下半分を切り取り、バッグに並べるという方法です。中に入れるものは、この中に何とか収まる大きさのものばかりです。入れてみると無駄なスペースもできません。牛乳パックもきれいに並んで入ります。カメラがこの中に入らないというのは難点ですが、そのスペースだけはパックなしで開けておくことにします。カメラを入れるときはパックを横に押さえるだけで入りそうです。予備のお金とかあまり使わないものは、パックの下に入れておくことにします。

 1週間ほど前に詳しい行程の書かれた案内が届きました。行きの列車は、大阪7時40分発のサンダーバードです。新大阪は44分発になります。駅での待ち時間とかも含めて考えると、出発30分ほど前に家を出ても間に合うでしょう。
 持ち物を整理します。といってもいつもの通り入れてみました。カメラが1台余分に入っています。ロープウェイで高い山に登りますから相当寒いかも知れません。防寒用にセーターを入れておくことにします。天気もどうなるかはっきりしません。山歩きもありそうなので、合羽も入れておきます。これは防寒着としても使うことができます。
 今回も出発前からリュックがぱんぱんです。三脚を外に出した効果がありません。もう一回り大きなものを買わないといけないのでしょうか。
 初日の昼食が付いていません。行程からみて、富山からのバスの中での食事になりそうです。どこかのSAによるかも知れませんが、念のために前日にスーパーで弁当を買っておくことにします。その日のうちに食べてくださいというものがほとんどですが、夜間冷蔵庫に入れておけば、半日くらいは延長できるでしょう。間食用のパンも買っておきます。

 出発の前日に、添乗員さんから電話がありました。新大阪乗車の人が多く、対応しきれないということで、座席の連絡です。JR京都線神戸線からだと大阪でいったんでるよりは、直接乗った方が楽になります。それに、大阪集合だと出発の30分前集合になりますから、ぎりぎり到着でいいぶん朝がゆっくりできます。
 1日目の夕食の確認もありました。これも申し込み済です。最終確認のようです。
続く...............



posted by ヨッシン at 23:59| 旅行記