町の中心部は博物館前のバイパスをまわった向こう側にあります。館の古い入口前に新しいバイパスの下をくぐるトンネルがあります。ここをくぐって町の方に行きます。ぬけた先は、川の縁になります。前に橋が見えています。そこまで行ってみた比和川です。一面に水が流れています。水量は増えているのでしょうか。

川岸の石垣で目立つのは、避難判断水位標と階段です。水位標はここまで水位が上がったら消防団は待機しなさいとか書かれています。階段は、川岸の各家のまえに1つずつあるようです。家庭用の水汲場といったところなのでしょうか。

川の向こう側の岸を上流側に歩いて行きます。次の橋のある角に大きな建物があります。用途は見当もつきません。

ここの路地を抜けて、旧道に出ます。さらに上流側に行きます。支流の比和谷川を渡った先のお社です。恵比寿神社だそうです。

その斜め向かいの円光寺です。門は薬医門で新しそうです。門扉がありません。

広い道を越えるとその先は二股に分かれています。左側の道はさらに斜面に沿って登っていく狭い道が分かれています。その道脇にある石垣が忍者返しのようになっています。お城でもあるような雰囲気があります。

この道の先に八幡神社があります。うっそうとした森の中にあります。社叢は天然記念物だそうです。ちょっとしめ縄が...。

ここまで来ると、町外れになります。旧道に沿って引き返します。反対側の町外れまで来ると、道脇に鳥居の付いた家がありました。前に狐が一対鎮座していますからお稲荷さんなのでしょう。右の建物もお寺のようです。

道を真っ直ぐ進んで行くとバイパスに出ます。再び比和川の上にでます。ここから見た比和の町全景です。

風が強くなってきているような気もします。台風の接近も気になります。適当に時間もつぶせたということで大阪まで帰ることにします。パンフレットには間歩と書かれている場所があるのを忘れていました。前回庄原に来たときにこのパンフレットを入手しそれがあるのを見つけていました。間歩とは昔の鉱道のことです。見損ねたのは残念です。
続く..かな?