このあたりの遊歩道です。1mちょっとの幅の歩きやすい道です。落ち葉はだいぶたまっています。落ちている枯れ枝を見るのは、まだほんのわずかです。

このあたりは、川にはったくさんの岩が見られるようになっています。底も浅くなって、瀬が続いています。

正面の山の斜面に、大きな岩が見えます。五立というようです。岩は全部で五つあるそうです。木とか山の斜面に隠されてそこまでは確認できませんでした。

遊歩道側の斜面を水が滝のようになって落ちています。赤滝といいます。流れ落ちる岩の色が赤い事から名付けられています。岩が赤いのは、表面に珪藻がたくさんこびり付いているからだそうです。これだけ赤くなる珪藻は始めて見ました。

川の真ん中に三角形の岩が見えます。兜石といいます。姿は一目でそれとわかるそうです。

五立に近づいてきました。五立そのものは枝谷の奥にあるので見えないのですが。一番本流沿いにある岩が道の行く手を阻んでいます。道はこの先で岩を掘り抜いたトンネルでぬけていきます。トンネル入口が木の葉の向こうに見えています。この岩は庄兵衛岩といいます。このあたりの本流は瀬になっています。

トンネル入口から上を見上げたものです。庄兵衛岩は大きくて全体が入り切りません。

通りぬけた反対側から見たトンネルです。素掘りで、岩肌がむき出しになっています。

続く.....