2019年09月02日

中国山地復興割 31 10/05 府中市上下宿 2/2

 旧街道に戻り先に進んでいきます。通りに面して上下歴史文化資料館がありました。民話資料館とも書かれています。岡田美知代の生家をそのまま資料館にしています。岡田美知代は小説家田山花袋の弟子でした。その後に田山が書いた小説のヒロインのモデルではないかといわれています。建物の中は、岡田美知代の一生と、小説関連の解説が中心となっていました。田山花袋も文学史で名前と代表作名だけ覚えただけです。内容とかをしっていたわけでもないので、あまりピンとは来ませんでした。民話の内容が書かれている一画もあります。
 真ん中のちょっと奥まったところが資料館入口でその向こうの建物が資料館です。大きな卯建が目立っています。
上下町 民話資料館

 歴史文化資料館の斜め前にねずみ色のしっくい壁の建物があります。重森本店と書かれています。造り酒屋を営んでいた豪商の建物です。江戸時代に立てられたものです。
上下町 重森本店

 こちらは黒漆喰の建物です。瀬川百貨店と書かれていました。間口の広い妻入りになっています。その分屋根の傾斜が緩くなっています。
上下町 瀬川百貨店

 白漆喰の建物を挟んでお隣です。ネズミ漆喰の建物があります。2棟続きになっています。吉田本店といいます。
上下町 吉田本店

 前で飾られていた人形です。上下人形と書かれています。土人形と書かれていますから素材は粘土でしょうか。このような人形はこの付近一帯で作られているようです。
上下町 上下人形

 斜め向かいにあるのが旧警察署の建物です。明治初期のもので物見櫓のようなものが屋根上につけられています。
上下町 旧警察署

 この先は交差点になります。右手前側にある建物です。KATANAと書かれています。大正か昭和初期のような感じのする建物です。
上下町 建物

 左に進むと橋があります。翁橋です。親柱に灯明台のようなものがあります。昭和初期のものだそうです。
上下町 翁橋

 そのまま進んだ正面角にあるのが翁座です。芝居小屋として使われていたようです。看板には映画実演と書かれています。大正時代に建てられたものです。
上下町 翁座

 ここから引き返します。店先で飾られていた鋤です。黒木式豊年三号と書かれています。ここで作られているもののようです。
上下町 黒木式鋤

 そのまま進んで2つ目の交差点の右向こう側が天領代官所跡になります。古い石垣が残っていると書かれているのですが、それも新しそうです。どれのことなのでしょうか。
上下町 天領代官所跡

続く..............
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posted by ヨッシン at 23:59| 旅行記