2019年08月17日

中国山地復興割 25 10/03 淀江町古代の丘公園

 むきばんだ史跡公園でだいぶ時間を使ってしまいました。もうどこかによる時間は歩どんど残っていません。寄れても途中にある1ヵ所くらいでしょう。
 ここから、宿のある道後山までのコースを確認します。史跡公園入口の道を西に行くと山陰道淀江ICに出ます。ここから山陰道に入るしかないようです。ICの手前に伯耆古代の丘公園というのがあります。出発前にチェックしていた場所です。時間が微妙ですが、寄っていくことにします。
 西に進んで高校ある角を左折し進んで行きます。小さな川を渡る手前で右側に曲がれと出ています。その後、2つ目の橋を渡って進んで行くと古代の丘公園に着きました。
 受付で内容を確認すると、今の見ものは花が中心のようです。遺跡とかを見たいのであれば、丘の向こう側にある白鳳の里に行くようにいわれました。
 引き返し元の道から小さな川を渡って真っ直ぐ行きます。道の駅のような所に着きました。温泉とか物産館とかが並んでいます。物見櫓のようなものも作られています。高台の上から見たようです。土色の壁の建物は上淀白鳳の丘展示館です。
淀江町古代の丘公園

 入館終了時間が迫っています。展示館の方に行ってみます。といっても、下から見るとどの建物かわかりません。古代の丘公園でもわかりにくいとはいっていました。散々探し回ったあげく、遠くに展示館の看板があるのを見つけました。やっとのことで入館できました。
 内部では、上淀廃寺で見つかった遺物や、この近くの岩屋古墳の出土物などが展示されています。
淀江町上淀白鳳の丘展示館

 ここの展示のメインは、上淀廃寺の金堂をそのまま復元していることでしょう。大仏や如来像、壁画などがその建物ごと見ることができます。
 白鳳の里に戻って、古代の丘公園との間にある丘陵に上がっていくことにします。ここは、古墳がいくつか見つかっていて向山古墳群と呼ばれています。
 階段を上がって左前にあるのが向山古墳4号墳です。ここの古墳群は、全体的に林の中で、古墳全景はわかりづらくなっています。
淀江町向山古墳群4号墳

 丘陵を横切ったところからは、美保湾と島根半島が見えます。手前に見える物見櫓風の建物は、古代の丘公園に復元されたものです。
淀江町向山古墳群から美保湾

 8号墳です。このあたりは一番木が少なかった場所です。
淀江町向山古墳群8号墳

 一番奥にあるのが岩屋古墳です。アヒルの頭のような形をした水鳥型埴輪などが出土したと展示館に展示がありました。横側に屋根がつけられているところがあります。
淀江町向山古墳群岩屋古墳

 屋根の下には石室があります。この中からいろいろな装身具が出土したようです。
淀江町向山古墳群岩屋古墳石室

 あまりゆっくりもしていられません。宿に向かうことにします。一応コースをカーナビで確認します。大きく2つあるようです。山陰道から米子道に抜けて江布から伯備線沿いに進んで行くコース、山陰道の米子西ICから南下して行くコースです。時間的にはどちらもあまり変わらないようです。なら、追加料金の発生しない米子西を経由するコースで行くことにします。案内はカーナビに任せます。
 米子ICから国道180号を南下していきます。宿に着くのが6時をまわりそうなので連絡を入れた方が良さそうです。わかりやすい場所でと考えていたら五輪峠というところを通過しました。ここで連絡を入れます。電話口では、今どこにいるか見当がつかなかったようです。カーナビでは後1時間弱とでていると話せば納得してもらえました。わかりやすい場所というのも意味がなかったようです。
 大きな川に出たところで、川に沿って登っていきます。国道183号です。トンネルを越え、その先の集落をすぎたところで、川向こうに鉱山跡のようなものが見えました。興味があるのですが、写真だけ撮って通りぬけていきます。
鉱山跡

 そのまま進み、峠を越えて広島県に入って、少し下ったところでクロカンパークの入口につきます。ここからパークの方に進んで行き、左側に見えた建物が今日の宿です。6時20分の到着です
続く...............


posted by ヨッシン at 23:55| 旅行記