ちなみに「妻木」と書いて「むき」と読みます。もともとは「むき」と呼ばれていたのですが、この地区から皇室に嫁がれていったことから、妻がきた→妻木という文字を授かったとのことです。
妻木山地区は、展示館から見て洞の原地区と反対方向の高台にあります。坂を少し登ったところで、開けた場所に出ます。そこにはいくつかの建物が復元されていました。この地区は、たくさんの建物跡が発掘された地区になります。弥生のムラと名前がつけられています。

堀立柱建物です。洞の原のものと比べて屋根の傾斜が急なようです。

こちらは竪穴式住居です。入口部はあまり出っぱっていません。ちょっと小さい感じがします。

内部です。柱の数も少なくなっています。

こちらは、骨組みだけを復元したものです。床面の真ん中にしっかりとした穴がありますが、そこにつながる周囲からの溝がありません。

横で弥生式土器を焼く実験をした跡が残されています。

さらに上の高台に続く道があります。ここを登っていきます。上がっていく途中でみた弥生のムラの全景です。

続く...............