この先のルートを考えます。目的となるのは、大山の北北西方向の海岸です。道は2つ考えられます。一つは加瀬蛇川に沿って北東方向に下って行き、日本海に出たところで海岸に沿って西に進むルートです。もう一つは大山環状道路を逆回りにまわってi、通る予定だった予定の大山寺についたところで山を真っ直ぐ下って行くルートです。単純に考えて、円の中心近くをまわる方が距離が短くなります。こちらを採用することにします。実際には、山を半分以上下りていたのと、海岸近くの山陰道を利用できたことで、海沿いルートの方が早かったようです。
道を引き返して、鏡ヶ成まで戻ったのは正午を過ぎていました。今日の午前中はあまりまわれていないようです。そのまま、環状道路を走らせていきます。
その先の集落のある所まで出たところで、再び通行止めと書かれた標識がありました。この先の鍵掛峠へは抜けられないようです。山を下りないといかないのかと思ったのですが、どうも中腹をまわる広域林道が利用できるようです。下まで降りるよりはましです。ここを通っていくことにします。桝水高原から先の牧場の牛も見たかったのですが、無理なようです。
この場所からは、大山が見えました。雲は全くかかっていません。尖った尾根上の峰々が見えています。

桝水高原への分岐につきます。牛をみたいのですが、再び登っていくとなると遠回りになります。そのまままっすぐ進むことにします。ここからだと、大山はきれいな円錐形の山に見えます。

道の正面に日本海側の景色が見えてきます。奥に島根半島そこに向かって弓ヶ浜がのびています。その左側が中海、右側が美保湾になります。

その先には地蔵滝の泉と書かれた案内標識があります。のぞいていくことにします。車を止まっていた車の横に入れて見に行きます。先に来ていた人が、しきりにここの水はおいしいとか、持って帰るように勧めます。あいにくと、容器とかは持っていません。というと、汲んだばかりの水をペットボトル容器ごとくれました。一口飲めればよかっただけでした。家に帰るまではまだしばらくかかりますから水質も悪くなります。でも、そのことはいわずに、頂戴しておきます。
泉の水汲場です。汲みやすいように。横のせせらぎからパイプで水を流しています。

横のせせらぎです。ツリフネソウがいっぱい咲いています。水の湧いているところでよく見かける花です。

湧き口の方です。イラクサが茂っていて、どこかよくわかりません。入っていくのもためらわれます。元々は滝になっていたようです。それが、伊勢湾台風で壊れたと書かれています。

先に進みます。農道を走っていくと、どこかで大山寺から降りてくる道と交差します。それがどの道なのかわかっていません。適当に走らせていると、狭い道に入ってしまいました。場所を確認したところ、少し行きすぎたようです。手前にある道を下っていきます。
だいぶ下ってきました。日本海もすぐそこに見えるようになってきました。

続く...............