宿を出てすぐに、大山環状道路に出ます。右に進んで行きます。最初は登りだったものの、すぐに長い下り坂になります。大きな谷を橋で越えた後もほとんどが下り坂です。この先は、地蔵峠があります。そのわりには登り坂になる気配がありません。カーナビの位置と見比べながら、もうそろそろかなというところで、道脇に駐車帯のような広くなった場所が所どころに出てきます。その一つに入って景色を眺めてみました。ずっと続く谷の向こうに日本海が見えます。

そこから少し下った、ヘアピンカーブの先に展望所が見えてきました。地蔵峠展望駐車場と書かれています。
展望所は高い木に覆われていて周囲の景色は見えません。わずかに駐車場側が開けていて、山が見えます。方角的には大山の山頂部ですが、雲におおわれていてどれなのかがよくわかりません。

ここから少し下ったところで、道は2つに分かれます。地蔵峠というのは、この2つの道を一方から他方に抜けるときに通る鞍部のようです。ここは左の方に進みます。
ここを下って行く途中に、一向平キャンプ場への分岐があります。大山滝はキャンプ場から歩いて行きますから、こちらの方に入っていきます。
5分ほどでキャンプ場の駐車場に到着です。ここから先、車は通行止めです。ちなみにここの地名の読み方は「いっこうがなる」です。
2時間ほど歩くことになるので、軽いハイキング用の準備をします。キャンプ場の事務所に何か情報がないか見に行きましたが、工事の情報を含めとくに新しいものはありません。登山名簿の提出と書かれていました。大山滝までは、名簿に名前の記入と帰ってきたときにチェックするだけでいいようです。名前を書いておきました。
大山滝に向かって歩いて行きます。上り下りのない平坦な道が続きます。1kmもいかないうちに、急な斜面を下るようになります。下の方に吊り橋が見えています。大山滝吊り橋です。坂を下りきって橋の横から見たものです。

橋の上から見た、川の上流側です。川は加勢蛇(かせいち)川といいます。遠くに斜面が大きく崩れている所があります。その右側に大山滝があります。

橋の下側の川のようすです。砂防ダムが埋まってしまっています。かなり大量の土砂が流れてくるようです。

橋を渡りきったところから右側に行くと鮎返りの滝に出ます。段差はそれほどありません。奥に見えているのは吊り橋の真下にある砂防ダムです。

引き返した時に上から見た鮎返りの滝です。

続く...............