2019年07月16日

中国山地復興割 14 10/03 大山鏡ヶ成 星

 宿に入って、食事ととるなど一通りのことを終えたら、星見に出かけることにします。出る前に門限を確認すると10時とのことです。早めに切り上げるときはこれくらいの時もあります。フロントに出かけ先と帰る予定時間を伝え部屋の鍵を預けて出かけます。
 レストハウスの明かりは消えています。ここで星を見ることにします。最初に赤道儀とカメラをセットし、適当に空を写し始めます。まずは天の川です。いて座の南斗六星と土星あたりからわし座アルタイルあたりまでが写っています。カメラのモニターを見る限りでは、写りが良さそうでしたので、このまま撮り続けました。後で見直してみるとそうとうなピンぼけです。しばらくはピンぼけ写真でご容赦を。
大山鏡ヶ成 天の川

 北東側です。烏が山とその横にかんむり座が写っています。飛行機の光跡がいっぱい入りこんでいます。右側の明かりは宿からのものです。
大山鏡ヶ成 烏が山とかんむり座

 日周運動の光跡がわかるように、モーターを止め、露出を伸ばしてみました。右からの明かりがあるのでこれ以上は無理でしょう。
大山鏡ヶ成 烏が山と日周運動

 北東側です。真ん中の星の多いところがペルセウス座です。カシオペア座からの天の川がかすかに写っています。
大山鏡ヶ成 ペルセウス座

 頭上近くです。夏の大三角と天の川が入っています。
大山鏡ヶ成 夏の大三角

 星座写真を撮りながら、望遠鏡もセットしました。準備ができて最初に写したのは火星です。周囲に雲のような模様が見えます。
大山鏡ヶ成 火星

 いて座の天の川をねらいます。三裂星雲が入ってきました。
大山鏡ヶ成 三裂星雲

 露出を伸ばすと星が流れます。極軸が合っていないようです。もう一度あわせなおします。
 あわせなおした後、同じ方向に望遠鏡を向けると先ほどと違うものが入ってきました。干潟星雲です。このあたりは星雲・星団の多いところです。
大山鏡ヶ成 干潟星雲

 三裂星雲が見つけられないので、違う方向に向けます。さんかく座のM33です。銀河系のお隣の銀河です。これも、露出を伸ばすと星が流れます。また、極軸がずれたようです。
大山鏡ヶ成 さんかく座銀河

 極軸をあわせ直していると、門限に間に合わなくなりそうです。早々に切り上げて戻ることにします。途中の道路上で、後からやってきた星見グループがいます。スモールライトで通過します。声をかけようか迷ったのですが、そのまま戻ってきました。
 宿に戻って鍵を受け取るときのどうだったか聞かれました。簡単に写真を見てもらったところ、ブログに欲しいといいます。コピーしてもいいといったのですが、今日の所は無理なようです。鳥取県も星取県を名乗っていて、このような写真を募集しているから応募してはとも進められました。帰って写真を確認すると、ぶれまたはピンぼけがひどくできないとの結論に達しました。
続く...............


posted by ヨッシン at 23:59| 旅行記