塩屋というのは石谷家の屋号でした。西河克己というのは知らなかったのですが、昭和期の智頭町出身の映画監督で、舟木一夫や山口百恵の映画をたくさん撮った監督だそうです。
映画記念館は塩谷出店の奥にあるようです。塩谷出店の方に先に行きました。残念ながら定休日でしまっています。

映画館の方は開いていました。前で入ろうか考えていると、中から鍵を持った人が出てきました。話を聞いてみると、今日は定休日だけれども大阪からツアー客が来たので特別に開けていたとのことです。先ほど帰ったところなので、今から閉めようとしていたところです。見てもよいといわれたのですが、中の建物も鍵をかけたところのようなので遠慮させてもらいました。小さかった頃の映画や芸能人にはそれほど興味がありません。
話の中で、舟木一夫は石谷家と関係があるということが出ていました。それを聞けば、石谷家の受付にいたお姉さんの顔がデビュー時の舟木一夫に似ているような気もしてきました。後で調べた限りではこのような関係は見つけられませんでした。
塩屋出店から戻りかけようとして前の家の格子戸脇をみると動物の骨が並べられていました。見た感じではシカの頭骨のようです。角と下顎骨もあります。

道を引き返し、因幡街道を南に進みます。石谷家を過ぎた所で、諏訪神社の鳥居が見えてきました。
諏訪神社は、駅前の案内所で時間があれば見ていくとよいといわれた場所です。信州の諏訪大社の分社で、ここでも何年かごとに御柱まつりをしているそうです。

神社は鳥居から少し入ったところから階段になります。鳥居の横に自転車を置いて階段を上っていきます。いったん開けたところに出ます。手水舎とか分社がいくつかあります。そこからさらに階段を上がるとやっと社殿が見えてきました。

上にあがって反対側から見た社殿です。破風の張り出しが大きい感じがします。

神社を下りていきます。途中の建物の前にあった石柱です。普門篭と書かれているのでしょうか。目的がよくわかりません。石巌當のようなものでしょうか。

町中に戻り、路地を通って駐車場に戻ります。このあたりは高台になっています。横の川は深い谷になって流れています。

続く...............